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ツムラ 加味帰脾湯 エキス顆粒(医療用)

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    ツムラ:ツムラ 加味帰脾湯 エキス顆粒(医療用)

  • 加味帰脾湯

    加味帰脾湯が適用する自覚症状

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主 治

体力が低下した方の精神の栄養剤

心の気血両虚の動悸・倦怠・不眠/心脾気血両虚を治療する名方剤/脾不統血による出血/軽度の熱証と肝気鬱結を兼ねるもの/貧血傾向で不安感や神経症を伴う場合

【適応症】

貧血不眠症精神不安神経症心身症腸出血子宮出血胃潰瘍等による貧血と衰弱、白血病再生不良性貧血食欲不振神経性心悸亢進神経衰弱月経不順

注 文

【注文欄】

●12月29日(木)~1月4日(水)は、ハル薬局実店舗がお正月休みです。
従って、この期間のご注文の発送は1月5日(木)以降になります。

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k0743 42包(2週間分) 7,097円(税込)
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症例・病例・治癒例

【症例参照】

【加味帰脾湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈不眠症〉

治例図 83歳の男子。
私の身内の老人ですが、最近急に眠れなくなって体が疲れてしかたがない。家人の話によると、顔色もあまりすぐれず、些細なことにクヨクヨしたり、イライラして文句をいって困るという。加味帰脾湯を投与。これが大変よく効いて、わずか2週間で元どおりに眠れるようになり、元気が出てきた。1ヶ月ほど服用を続けたが、よく眠れ、全身状態もよいので廃薬した。

・現代病名:不眠症

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2〈不眠症〉

治例図 54歳の女性。
ご主人が入院していて手術を受け、かつ余病を併発して、なかなか退院できなかったので、看病で心身ともに疲労の極に達し不眠症になった。内科で安定剤や睡眠薬を投与されたが、あまり効かなかったり、逆に効きすぎて翌日の生活に影響して困るといい、漢方薬を希望した人である。顔色は蒼白に近く、疲労のためか目が落ちくぼみ、目の周囲に隈がでている。少し動き過ぎると微熱がでるという。体格は中肉中背である。そこで加味帰脾湯を与えたところ、その晩からよ<眠れてドラマチックに奏効した。1日1~2回の服用で20日程たつと、薬をのまずに眠れるようになり、顔色もからだ全体もよくなった。

・現代病名:不眠症

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3〈イライラして眠れない人によく効く〉

治例図 ある神社で神官を務めるAさん(49歳)は、見るからに体が嚇そうなタイプでした。
神主だからといって、いつも心が穏やかというわけにもいかず、いろいろと心配事が重なり、苦労が絶えません。

体力がないために、夜、布団の中に入っても、体は疲れているのですが、昼間のイライラのために、頭がさえてよく眠れないということでした。

そこで、加味帰脾湯という漢方薬を処方してもらい、すぐに気持ちよく熟睡できるようになりました。この薬は、神経の高ぶりを鎮め、体を丈夫にする作用があるのです。1日1回、夕方か寝る前に飲みます。

Aさんはこの薬を3ヵ月ほど飲み続け、その後、服用をやめても以前のように不眠に悩まされることはなくなりました。

・現代病名:不眠症

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4〈加味帰婢湯で気持ちが落ち着いてきた〉

治例図 Sさんは28歳のOLです。入社3年目になりますが、入社当初から社員食堂で同僚と食事をするのが苦手でした。

ある日のこと、新任の上司に仕事上のミスをかなりきびしく叱責され、それ以来その上司と会うのが苦痛になってしまいました。また、同僚が自分をばかにしているのではないかという強い不安感にも襲われるようになったため、会社を辞めることを真剣に考えるようにもなりました。

しかし、こんな状態はおかしいと自分自身でも思い、精神科でみてもらう決心をしたのです。Sさんは新婚で、妊娠の可能性もあったため、副作用の強い西洋薬は避けたいと思い、漢方薬を取り扱っている医院を探しました。

その医院を訪れ、医師の問診を受けた結果、Sさんは社会恐怖症であり、その根源は中学生のときの国語の授業で教科書を読まされたときに、極度に緊張したことにまでさかのぼることが分かりました。

よく眠れない、食欲がなくやせてきたということから、Sさんには加味帰婢湯が処方されました。

2ヵ月ほど服用を続けたところ、精神的に多少落ち着いてきて、現在のところ会社にもそのまま勤めることができているとのことです。

・現代病名:社会恐怖症

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5〈頑固な不眠症がたちまち改善〉

治例図 54歳の男性Oさんは、もともと胃の調子があまりよくなかったために、常日ごろから香砂六君子湯という漢方薬を常飲していました。

ある日、夫人が肺炎を患っていることが分かり、愛妻家だった0さんは、寝る間も惜しんで必死に看病を続けました。

しかし、 看病を続けていくうちに疲れがたまり、Oさんは痩せこけ、顔は青白くなり、貧血も起こすようになりました。その結果、頑固な不眠状態に陥ってしまい、疲れはいよいよピークになってきました。頼みの香砂六君子湯を飲んでいても、症状は全くよくなりません。

さすがにこのままでは「看病どころではない」と、Oさんはかかりつけの漢方の先生に相談することにしました。

先生はOさんの症状を「過度の心配による不眠症」と診断し、加味帰脾湯を処方してくれました。そして、この漢方薬が驚くほどの効果を発揮し、たちまち貧血もよくなり、顔色もよく、食欲も回復したそうです。

Oさんは、今でも夫人と2人、体質改善もかねて漢方薬を飲み続けています。

・現代病名:不眠症

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弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク心気血両虚 »
リンク脾不統血(気不摂血) »
リンク心脾気血両虚(心血虚+脾気虚) »
リンク肝気鬱結 »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

加味帰脾湯

八法補法:気血陰陽あるいは臓腑の虚損を補養する治法です。

【中薬大分類】補益剤…正気を補う方剤です。補益薬を主体にして正気の不足である虚証を改善する方剤です。扶正剤・補剤ともいいます。

【中薬中分類】補血剤…血を補う方剤です。血虚に対する方剤です。養血剤ともいいます。

八綱分類裏熱虚(りねつきょ) 裏 熱 熱 虚 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(のぼせ・イライラ)、虚証(虚弱)、血虚(血流不足・貧血症状)、気虚(心身疲労)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
気虚…氣が不足している方が使用します。氣の作用の不足で、全身の機能・代謝・抵抗力の低下や興奮性の低下などに伴う症候を現します。 疲れやすい、元気が無い、活力低下などを特徴とします。
血虚…血が不足している方が使用します。血の濡養(栄養・滋潤)作用の不足による症候で、広義での栄養不良状態に相当します。 皮膚につやがない、爪の色が悪い、頭のふらつき、目がかすむ、しびれ感などの症状を呈します。

 

【臓腑弁証】

【気血津・臓腑証】
心脾両虚の肝欝化火(しんぴりょうきょのかんうつけか)…心脾両虚に対する帰脾湯に、柴胡・山梔子を加えたものです。
食欲も元気もなく疲れやすい脾気虚の症候と、眠りが浅い・夢をよく見る・目が覚めやすい・不安感・悲哀感・焦躁感などの心血虚の症候を基本とし、そのうえに軽度のいらいら・抑うつ・緊張・のぼせ・ほてり・怒りなどの肝欝化火が加わった場合に用います。
帰脾湯が心脾両虚を改善し、柴胡・山梔子が肝欝化火を緩解することになります。

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】心脾虚兼肝火旺(しんひきょけんかんかおう)

女性  男性 女性の使用が多い方剤です。

【中医学効能(治法)】 気血双補・補気(脾)・養心安神・清熱・養血・摂血・疏肝

【用語の説明】(term)

リンク気血双補剤(きけつそうほざい) »…補気剤と補血剤の構成を合方したものになります。ただし、血虚は多くの場合気虚に不随して発生するので、気血双補剤の主体は補気にあります。

リンク補脾(ほひ) »…脾の機能を高めることです。

リンク養心安神法(ようしんあんじんほう) »…心の陰血が不足して起こる心神不安の治療法です。

リンク清熱(せいねつ) »…熱をさますことです。身体の内部の熱を冷ますことです。体表の熱の場合は解熱といいます。

リンク心脾両虚(しんぴりょうきょ) »…心と脾の機能が同時に落ちた状態です。食欲不振や不眠が起ります。

リンク肝火上炎(肝火旺)(かんかじょうえんかんかおう) »…肝の陽気の過亢進によるもので、虚証の徴候がみられないのが特徴です。自律神経系の過亢進・中枢神経系の興奮・異化作用の亢進あるいは炎症による症候と考えられます。


診断のポイント

【ポイント参照】

●全身倦怠感、易労、貧血
●不眠、イライラ、健忘
●のぼせ、ほてり、胸苦しさ


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舌 診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。


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成 分

【生薬参照】

加味帰脾湯には、胃腸を丈夫にし貧血症状を改善する生薬、滋養強壮作用のあるもの、さらに、酸棗仁や竜眼、遠志など気分を落ち着かせる生薬が配合されています。
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス5.00gを含有する。
日本薬局方 オウギ(黄耆)…3.0g
日本薬局方 サイコ(柴胡)…3.0g
日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)…3.0g
日本薬局方 ニンジン(人参)…3.0g
日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…3.0g
日本薬局方 オンジ(遠志)…2.0g
日本薬局方 サンシシ(山梔子)…2.0g
日本薬局方 タイソウ(大棗)…2.0g
日本薬局方 トウキ(当帰)…2.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.0g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.0g
日本薬局方 モッコウ(木香)…1.0g
サンソウニン(酸棗仁)…3.0g
リュウガンニク(竜眼肉)…3.0g

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
柴胡  山梔子  黄耆  人参  白朮  茯苓  甘草  大棗  竜眼肉  酸棗仁  遠志  当帰  生姜  木香 

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製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈顆粒剤〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

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使用上の注意

【注意参照】

慎重投与 (次の患者には慎重に投与すること) 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
重要な基本的注意
1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2.本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
3.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊娠中の貧血の場合によく使用されます。
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

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補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【加味帰脾湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク帰脾湯 » …本方と同様であるが、身体が衰弱して、微熱や熱感あるいは胸苦しさが軽度の場合に用いる。肝火旺の症状がない。

 
 

リンク十全大補湯 » …体力が衰えて顔色が悪く、疲労倦怠感を訴えるが、本方よりも神経症状が軽度の場合に用いる。(気血両虚と虚寒)

 
 

リンク桂枝加竜骨牡蛎湯 » …貧血はあまりないが、精神不安、不眠、陰萎などを訴える場合に用いる。(気血不足と虚陽上浮)

 
 

リンク黄連解毒湯 » …体力のある人が、興奮、のぼせの傾向を伴い、比較的急性に起こる出血の場合に用いる。(血熱妄行)

 
 

リンク 芎帰膠艾湯 » …消化機能に異常なく・出血を主症状とする。(血虚の出血)

 
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製薬会社・電話

【問合せ先参照】

問合せ先 (お客様相談窓口) 0120-329-930
 又は 03-5574-6600

受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)


備 考

【備考参照】

中医師 (remarks)
帰脾湯から加味帰脾湯へ
加味帰脾湯のベースになっている帰脾湯は、『済生方』という処方集が原典とされています。『済生方』は中国南宋時代の漢方医・厳用和によって編纂されたため、正式には『厳氏済生方』といい、厳氏が試用して有効だった450余りの処方が選録されているものです。
ところが、そこに紹介されている帰脾湯の構成生薬は、実は12種類でなく、当帰と遠志が入っておらず、10種類だったといわれています。そして、後に明の時代の医者であった醇立斉によって、当帰と遠志が加えられ、現在の帰脾湯の基本となる処方がつくられたのだそうです。
さらに、より衰弱して熱っ齢、人にも使えるように、柴胡・牡丹皮・山楯子が加味され、日本人に合った加味帰脾湯が生まれました。

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