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ツムラ 清暑益気湯 エキス顆粒(医療用)

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    ツムラ:ツムラ 清暑益気湯 エキス顆粒(医療用)

  • 清暑益気湯

    清暑益気湯が適用する自覚症状

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主 治

【適応症】

暑気あたり、暑さによる食欲不振・下痢(泄瀉)・全身倦怠、夏やせ(注夏病)、日射病、熱射病、夏まけ。

注 文

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症例・病例・治癒例

【症例参照】

【清暑益気湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈夏バテに漢方薬が即効〉

治例図 Yさん(65歳・女性)は、年齢のせいか、このところ夏の暑さがこたえるようになりました。

その年は特に疲れやすくて、暑い日には全身がだるく、氷やお茶 などしか体が受け付けませんでした。

気持ちもなえてしまって、すがるように、日ごろ健康相談をしている近所の漢方薬局を訪ねると、「単なる夏バテですから心配ないですよ」と、清暑益気湯を勧められました。これを飲むと、数日で体に元気がつき、しっかり食事が取れるようになったということです。

弁証論治 リンク気陰両虚証 »

・現代病名:夏バテ

区切り線
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弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク胃陰虚(胃陰不足・脾陰虚) »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

清暑益気湯

八法補法:気血陰陽あるいは臓腑の虚損を補養する治法です。

【中薬大分類】祛暑剤…夏の暑さによる失調に用いる方剤です。

【中薬中分類】清暑益気剤…夏ばてに応用する方剤です。暑熱による津気両虚に用います。発熱・熱感・口渇・尿が濃い・倦怠無力感・汗が多い・脈が虚がみられます。

八綱分類裏熱虚(りねつきょ) 裏 熱 熱 虚 …証(体質・症状)が、裏証(内臓)、熱証(炎症)、虚証(虚弱)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
気虚…氣が不足している方が使用します。氣の作用の不足で、全身の機能・代謝・抵抗力の低下や興奮性の低下などに伴う症候を現します。 疲れやすい、元気が無い、活力低下などを特徴とします。
津液不足…津液の不足している方が使用します。人体の構成成分の滋潤作用を持つ津液の不足のことで、西洋医学的には脱水に相当します。主に発汗過多、尿量過多、出血が原因で起こります。 状態は口渇・多飲が特徴で、唇や皮膚の乾燥、便秘などの症状が現れます。一般には陰虚の範囲に含まれ、主に肺陰虚・胃陰虚を呈することが多く、暑がりの方に多く見られます。

 

【臓腑弁証】

【気血津・臓腑証】
気津両虚(気陰両虚)(きしんりょうきょ(きいんりょうきょ))…「夏まけ」の方剤とされますが、夏期の発汗による脱水と疲労という気津両虚の病態に対する方剤と考えれば良いです。黄柏が清熱に働くので一応夏に適するともいえますが量が非常に少ないです。それゆえ、一般に広く気津両虚を目標に用いれば良いです。糖尿病などの慢性疾患や手術後などによく気津両虚がみられるので適宜使用すべきです。

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】暑熱傷気・気液両傷(しょねつしょうき・きえきりょうしょう)

【中医学効能(治法)】 益気生津・清熱化湿・気津双補・昇提

【用語の説明】(term)

リンク益気(えっき) »…気を補充することです。

リンク生津(せいしん) »…唾(つば)を出させて、咽(のど)の渇きを取ることです。

リンク清熱化湿法(せいねつけしつほう) »…寒涼性の生薬を用い、湿や熱邪、発熱・嘔吐・下痢・尿不利・腹脹を治します。


診断のポイント

舌 診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。


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成 分

【生薬参照】

清暑益気湯の構成生薬は、下記の9種類です。滋養強壮作用のある人参、水分循環をよくする蒼朮、清熱作用の麦門冬、健胃・消化作用のある陳皮や黄柏、さらに黄耆には栄養状態をよくし汗を調節する作用があるといわれます。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。
日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)…3.5g
日本薬局方 ニンジン(人参)…3.5g
日本薬局方 バクモンドウ(麦門冬)…3.5g
日本薬局方 オウギ(黄耆)…3.0g
日本薬局方 チンピ(陳皮)…3.0g
日本薬局方 トウキ(当帰)…3.0g
日本薬局方 オウバク(黄柏)…1.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.0g
日本薬局方 ゴミシ(五味子)…1.0g

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
白朮  人参  麦門冬  黄耆  陳皮  当帰  黄柏  甘草  五味子 

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製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈顆粒剤〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

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使用上の注意

【注意参照】

重要な基本的注意
1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
2.本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
3.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

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補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【清暑益気湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク補中益気湯 » …比較的体力が低下した人で、全身倦怠感、食欲不振などは同様であるが、津液の損傷はない。季肋部の軽度の抵抗・圧痛を認めたり、微熱のある場合に用いる。(脾虚、中気下陥)

 
 

リンク十全大補湯 » …比較的体力が低下した人で、全身倦怠感が著しく、冷えと食欲不振があって、皮膚の栄養低下や乾燥傾向が認められる場合に用いる。(気血両虚と虚寒)

 
 

リンク人参養栄湯 » …比較的体力の低下した人で、全身倦怠感、食欲不振、皮膚の栄養低下や乾燥傾向とともに呼吸器症状を伴う場合に用いる。(気血両虚の咳嗽)

 
 

リンク六君子湯 » …体質虚弱の人で、心窩部の膨満感、食欲不振、疲労倦怠感などは似ているが、心窩部振水音を認める場合に用いる。(脾虚と湿痰)

 
 

リンク 五苓散 » …発汗、口渇、尿不利、水飲が体内に蓄積したものである。(表寒+水飲内蓄)

 
 

リンク 白虎加人参湯 » …煩渇、多汗、尿自利、脱水症状と洪脈。熱と渇が主症状である。

 
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製薬会社・電話

【問合せ先参照】

問合せ先 (お客様相談窓口) 0120-329-930
 又は 03-5574-6600

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(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)


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