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ツムラ 排膿散及湯 エキス顆粒(医療用)
主 治
疼痛を伴う化膿性の腫れ物、癰(ヨウ)、膿瘍(ノウヨウ)、中耳炎、痔瘻、ニキビ(尋常性座瘡)→漢方の抗生物質!!
皮膚の炎症感染性疾・せつ・瘍(よう)・癰(よう)
【適応症】
疼痛を伴う化膿性の腫れ物、癰(よう)、膿瘍(のうよう)、中耳炎、痔瘻、せつ、面疔、乳腺炎、蓄膿症、バルトリン腺膿瘍、歯槽膿漏、ニキビ(尋常性座瘡)
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0732 | 42包(2週間分) | 3,275円(税込) | ||
k0860 | 189包(63日分) | 13,132円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【排膿散及湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() アレルギー性鼻炎で漢方薬を約1年服用し、症状がかなり軽減し、今では、季節の変わり目などに調子をくずした時に服用する程度の方です。 1ヶ月程前にかぜをひき、鼻水だけが今だに止まらないという。粘り気のあるイやな色のついた鼻水で、いろいろと試したが、どうにも治らないといいます。 顔色もよく、食欲もあり、他に症状がみられないことから、排膿散及湯を投与したところ、5日分の服用で、すっかりよくなったと報告を受けました。 ・現代病名:鼻水 |
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![]() 小柄で中実証。病気はあまりしたことはないが、ときどき歯茎が腫れて硬い物が噛めなくなる。最初は、排膿散及湯1包2gを1日3~5回服用、4、5日で歯痛は収まった。次第に痛みの初期から使うようになり、2日ぐらいで治るようになった。そして、最近はほとんど痛みは起きなくなった。これは、他の人でも同じで、ごく初期に用いてすぐ治り、そのうち起きなくなることが多い。繰り返す子供の急性鼻炎でも同じような経過をたどることが多い。 ・現代病名:歯茎の腫れ |
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![]() 臀部の筋肉注射部位が一週間後に化腹し、眼瘍を形成したとして昭和58年3月16日に初診した。眼点を確認し排腹散及湯エキス4gを単独で分2投与した。2目して全体に縮小してきた印象があり、1週間後には小硬結を触れるのみとなった。排膿せず吸収されてしまったようで2週間で廃薬した。 ・現代病名:臀部膿瘍 |
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![]() ある日右手人さし指を腫らし、痛み則しく、一夜まんじりともできずという。排膿湯を与えたところ、一貼にて痛み去り、腫れ引き、その晩は安眠することができ、翌日一剤を用いて全治した。 ・現代病名:指先化膿症 |
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![]() 初診は昭和57年12月12日である。食思は良好、発熱はなく、いまだ排膿していない。 排膿散及湯エキスのみ2gを分二投与したところ、3日目に排膿した。計7日で廃薬し、以後再発をみない。 ・現代病名:肛門膿瘍 |
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![]() ・現代病名:歯茎の腫れ |
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歯茎の腫れが激しく、頬の当たりまで腫れて痛い。排膿散及湯を1日約15錠服用したところ、約1週間で腫れがひきました。その後も服用を続け、現在3本目を服用中です。 ・現代病名:歯茎の腫れ |
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ところが、予後が悪く、炎症もなかなか治まらなかったので、心配した母親が漢方薬局に相談すると、排膿散及湯のエキス剤を5錠ずつ、1日3回の服用を勧められました。 排膿散及湯のエキス剤の、幼児の通常の適用量は1日に10錠程度ですが、「この薬は多めに飲んでも大丈夫」という薬剤師の指示に従い1日15錠ずつ2週間ほどS実ちゃんに服用させました。 すると、おできはすっかりよくなり、乾いてカサブタになり、3つともきれいに完治しました。 おできができていたころは、むずかり、食欲が落ちて泣いてばかりいたS実ちゃんでしたが、症状が快方に向かうと同時に明るさを取り戻し、今では、毎日元気に、幼稚園に通っています。 ・現代病名:おでき |
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![]() 初めはそれほど痛まず、にきびでもできたのだろうと思っていましたが、1週間ほどすると、腫れがひどくなり、直径が2cmほどになって、膿が出て痛むようになってきました。たまたま近くに漢方を扱っている皮膚科があったので、そこでみてもらうことにしました。 皮膚科の医師によると、以前からできていた粉瘤(ふんりゅう)に雑菌が入ったために化膿したのだろうということです。皮膚が切れて、粉瘤の中の分泌物と膿が出ていましたが、粉瘤自体の大きさはそれほどでもなかったので、炎症が治まるまでしばらく様子をみることになりました。 西洋薬の塗り薬とともに、飲み薬として漢方薬の排膿散及湯が処方されました。 1週間ほど服用と塗用を続けていると、膿がだんだん出なくなり、痛みも治まって、腫れも引き、見てもわからない程度になりました。 その後Mさんは、それまで以上に体の清潔と、生活面に気を配るようになったそうです。 ・現代病名:おでき |
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![]() 門人が桂枝加朮附湯と七宝丸を与えたが治らない。 先生これを診して、腹満量急し、少腹が硬く底に物がある。 これを按ずると痛む。 即ち排膿散を与えていくばくもなくして宿年の病が全治した。 ・現代病名:膿血便 |
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![]() 少し熱があり、さむけがするという。 排膿散を服して、自然と消滅し、3日間で治った。 ・現代病名:右大腿廱 |
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5年前より両眼視力障害を発し、大学病院にて脳腫瘍の診断のもとに手術をうけた。 開いてみたら脳底視神経のところに鶏卵大の腫瘍があり、一部分だけ切除してそのまま縫合し、一カ月以内に全く失明するであろうといわれて退院した。 太っていて赤ら顔、元気はよい。 腹部も充実している。 排膿散2グラムを2回(卵黄に混じて服用)、山豆根末を2グラム2回服用させたところ、1カ月後より、視力はかえって回復し始め、家の中の自分のことをひとりで弁じるほどになった。 それ以上は回復しないが、これをのんでいると、全身の状態が気持よいというので、4年間に及んで続服している。 この婦人は卵黄でのむ排膿散がおいしいといっている。 ・現代病名:脳腫瘍 |
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![]() 微熱があって悪寒し、痩せ衰えて殆んど薬の与えようがなくなってしまった。 そこで来(いざ)って先生に治を求めたが、先生は排膿湯と伯州散を与えた。 すると漸次快方に向い、やがて全く治ってしまった。 ・現代病名:肺膿廱 |
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![]() ひょう疽を病み、手術をうけたが、いつまでも創口がふさがらず、じくじくと汁出て、痛みも去らず、半月以上を経ているという。 排膿湯を与えたところ、2~3日で創口ふさがり、痛みも去り、全く治った。 ・現代病名:ひょう疽 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
皮膚疾患と熱毒 »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
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【中薬大分類】癰瘍剤(ようようざい)…できものに対応する方剤です。解毒消腫・托裏排膿・生肌斂瘡の効能を備え、体表部の癰(ヨウ)・疽(ソ)・疔(チョウ)・セツ・丹毒・流注・瘰癧また臓腑の癰瘍(ヨウヨウ)に適用する方剤です。 【中薬中分類】外瘍剤…体表部のできものや潰瘍に用いる方剤です。 |
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【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】発赤腫脹・疼痛(ほっせきしゅちょう・とうつう) 【中医学効能(治法)】 清熱解毒・祛痰排膿 【用語の説明】(term)
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【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
淡紅、白あるいは微黄苔です。


脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
浮数です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】


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製薬会社・電話
【問合せ先参照】
(お客様相談窓口) 0120-329-930
又は 03-5574-6600
受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)
備 考
【備考参照】
(remarks)
排膿散及湯は、その名からも分かるように、膿を排出する効果があり、皮膚の炎症などに用いられる漢方薬です。おできの処方では最もよく使われている処方のひとつです。漢方の抗生物質とも呼ばれています。
この薬が合うタイプは、局所的に腫れや化膿があっても発熱や悪寒といった全身症状がない、便秘をしていない、胸脇苦満(肋骨の下を押すと抵抗と圧痛がある)などの内臓的な苦痛がない、などが特徴として挙げられます。
排膿散及湯は、おできの初期の段階から、化膿して最も膿をもつ時期、鎮静化した時期まで、どの段階でも排膿効果があります。
特に激しく化膿しているような場合は、西洋薬の塗り薬と併用することで、大きな効果が得られます。