HAL Pharmacy

ツムラ 茵蔯五苓散 エキス顆粒(医療用)

  • ツムラ 茵蔯五苓散 エキス顆粒(医療用)

    ツムラ:ツムラ 茵蔯五苓散 エキス顆粒(医療用)

  • 茵蔯五苓散

    茵蔯五苓散が適用する自覚症状

  • 個人輸入

    配送は個人輸入です

主 治

【適応症】

嘔吐じんま疹、二日酔いのむかつき、むくみ黄疸、肝炎、ネフローゼ症候群、腎炎の浮腫、腹水

注 文

【注文欄】

shopping ・ ツムラ 茵蔯五苓散 エキス顆粒(医療用)のお買物・
商品番号 規格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k0727 42包(2週間分) 7,097円(税込)
数量
k0855 189包(63日分) 27,030円(税込)
数量

*【注文↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。
*複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【注文↓】ボタンをクリックして下さい。
*別の商品の【注文↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。
*このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。
NP後払い
NP後払い
CreditCardの使用ができるようになりました。
クレジットカード
★送料全国一律500円! 5400円(税込)お買上で無料!   

買物カゴの内容へ ログイン・会員新規登録

  リンク電話注文 »電話注文 リンクFAX注文 »FAX注文 リンクメール注文 »メール注文 リンク直接来店 »直接来店
●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。

症例・病例・治癒例

【症例参照】

【茵蔯五苓散の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1黄疸と肝腫大と浮腫(むくみ)〉

治例図 62歳の男子。
6ヶ月前より、心下部が張り、苦しく、食欲衰え、下肢に浮腫(むくみ)が現れ、ついに腹部に及んだ。小便は黄赤色で、頻数となり、ついに失禁するようになった。腹水と下肢の浮腫は漸次増加し、黄疸が著明に現われてきた。下肢の浮腫は軟弱で、圧すと陥んで長くそのままに残っている。
小柄ですっかり痩せ衰え、肝臓は三横指大触知し、脈は弦緊、血圧205/90であった。舌は白苔が厚く乾燥甚だしく、口渇がある。内科医から肝臓癌の疑いがあるからと、入院をすすめられた。私もてっきり肝臓癌と思い、予後全く不良を告げた。しかし患者はあくまで入院をきらい、薬を欲するので、菌薩五苓散を湯として、与えてみた。すると尿量が急に増加して20日後には、黄疸も、肝肥大も、浮腫も、腹水もほとんど消退し、食欲が出て、とても元気になった。血圧も140/80となり、肝臓癌の心配はすっかりなくなった。
40日服用の後、作業場所に出勤した。

弁証論治 リンク肝胆湿熱証 »

・現代病名:黄疸と肝腫大と浮腫(むくみ)

区切り線
このページのトップへ

弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク中焦に湿熱の邪が侵入した場合 »
リンク皮膚病と湿熱 »
リンク脾胃湿熱(湿熱阻滞脾胃) »
リンク肝胆湿熱 »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

茵蔯五苓散

八法消法:消食導滞・散結消堅の効能により、気・血・痰・食・水・虫などが積聚した有形の滞結を徐々に消散させる治法です。

【中薬大分類】祛湿剤…停滞した水液(湿)を除去する方剤です。

【中薬中分類】清熱祛湿剤…熱性の湿を除去する方剤です。熱邪と湿邪を清泄します。

八綱分類裏熱虚(りねつきょ) 裏 熱 熱 虚 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(炎症)、虚証湿証(水分停滞)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
水液停滞…余分な水があまっている方が使用します。津液の停滞のことで、西洋医学的には細胞内液・組織液・リンパ液などが、主として組織間・消化管内・体腔内に異常に停滞したことを意味します。 中医学では湿・痰飲・水腫と呼ぶのが一般的で、日本では水毒ともいわれます。

 

【臓腑弁証】

【気血津・臓腑証】
脾胃湿熱(ひいしつねつ)

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】脾胃湿熱(ひいしつねつ)

【中医学効能(治法)】 清熱利水・利湿

【用語の説明】(term)

リンク清熱(せいねつ) »…熱をさますことです。身体の内部の熱を冷ますことです。体表の熱の場合は解熱といいます。

リンク利水(りすい) »…腎を温めて、脾を健全にすることです。尿や発汗のことです。水気を下行させて通利することです。利尿、導尿がそれです。薬物では猪苓・沢瀉・通草などにその作用があります。

リンク脾胃湿熱(湿熱阻滞脾胃)(ひいしつねつしつねつそたいひい) »…湿熱の邪による脾胃の障害である、湿困脾胃の症候とともに熱証がみられることが特徴で、胃腸障害・水分代謝障害に炎症をともなうものと考えられます。病邪の感染・脂肪や美食の摂取過多・酒の嗜好などによって発生します。


診断のポイント

【ポイント参照】

黄疸、発熱、小便不利
●茵蔯蒿湯証より軽症
●便秘がない
湿邪熱邪より強い


このページのトップへ

舌 診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。


このページのトップへ

成 分

【生薬参照】

茵蔯五苓散の構成生薬は下記の6種類です。黄疸の聖薬とされる茵ちん蒿のほか、余分な水分を取り除く生薬がいろいろと配合されています。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.75gを含有する。
日本薬局方 タクシャ(沢瀉)…6.0g
日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)…4.5g
日本薬局方 チョレイ(猪苓)…4.5g
日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…4.5g
日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…2.5g
日本薬局方 インチンコウ(茵蔯蒿)…4.0g

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
沢瀉  蒼朮  猪苓  茯苓  桂皮  茵蔯蒿 

このページのトップへ

製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈顆粒剤〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

このページのトップへ

使用上の注意

【注意参照】

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

このページのトップへ

補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【茵蔯五苓散類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク五苓散 » …口渇、尿量減少、浮腫などはあるが、黄疸を伴わない場合に用いる。(水飲)

 
 

リンク茵蔯蒿湯 » …体力中等度以上の人で、口渇、尿量減少は比較的軽度で、便秘、心窩部の膨満感、不快感が著明な場合に用いる。(陽明病肝胆湿熱)

 
 

リンク柴苓湯(小柴胡湯+五苓散) » …体力中等度の人で、尿量減少浮腫など本方に似ているが、季肋部の重苦感ならびに抵抗・圧痛(胸脇苦満)を伴う場合に用いる。(少陽病湿熱)

 
 

リンク胃苓湯(平胃散+五苓散) » …体力中等度の人で、口渇・尿量減少などは本方に似ているが、腹部膨満感、軽度の腹痛、下痢、嘔吐などを伴う場合に用いる。(脾胃湿困)

 
このページのトップへ

製薬会社・電話

【問合せ先参照】

問合せ先 (お客様相談窓口) 0120-329-930
 又は 03-5574-6600

受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)


ハル薬局 このページのトップへ