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ツムラ 胃苓湯 エキス顆粒(医療用)

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    ツムラ:ツムラ 胃苓湯 エキス顆粒(医療用)

  • 胃苓湯(平胃散+五苓散)

    胃苓湯(平胃散+五苓散)が適用する自覚症状

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主 治

【適応症】

急性胃腸炎ネフローゼ、夏季の食あたり、、冷え腹、腹痛、食あたり、暑気あたり、急性腎炎、夏の神経痛

注 文

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症例・病例・治癒例

【症例参照】

【胃苓湯(平胃散+五苓散)の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1急性胃腸炎

治例図 30歳、男性。
朝方、気分の悪さにより起きてしまい、ついには吐いてしまった。その後、熱が出てきて、水様性下痢も頻繁に出るようになり、少し悪寒がするようになったという。そこで、何かよい薬はないかとの相談であった。
本人が言うには、前日、夕食後こたつに入っていると、喉が渇いたので多量の水を飲んだという。そこで、胃苓湯とγ・オリザノール製剤を一緒に与えてみた。後日、本人が言うには、服用後、体が温かくなってきたような感じがして、体全体の血色がよくなり、下痢や気分の悪さもなくなり、夕方までには治ったとのことである。

弁証論治 リンク食滞証 »

・現代病名:急性胃腸炎

区切り線

2〈嘔吐、下痢を伴う風邪〉

治例図 たちの悪い今回のかぜは、かぜと考えるよりかぜのウイルスによる急性胃腸炎と考えた方が分かりやすいのではないか、と頭の方向転換をすることにしました。

心下に食毒(ウイルス)と水毒(胃内停水)が停滞して消化障害を起こした、下痢を伴う急性胃腸炎と判断し、胃苓湯を服用していただいたわけです。

これによってスッキリと治らないといわれたお客様のかぜも本当によくなりました。

以後、「つわりかぜ」のお客様には、初期・中期・後期を問わず胃苓湯を繁用しています。(吐気・嘔吐の強い方には冷服していただいています。)

・現代病名:急性胃腸炎

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弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク寒湿困脾(湿困脾胃) »
リンク脾胃湿熱(湿熱阻滞脾胃) »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

胃苓湯(平胃散+五苓散)

八法消法:消食導滞・散結消堅の効能により、気・血・痰・食・水・虫などが積聚した有形の滞結を徐々に消散させる治法です。

【中薬大分類】祛湿剤…停滞した水液(湿)を除去する方剤です。

【中薬中分類】利水滲(しん)湿剤…湿を排泄する方剤です。

八綱分類裏熱(寒)虚(りねつかんきょ) 裏 熱 熱 寒 寒 虚 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、湿証(水分停滞)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
水液停滞…余分な水があまっている方が使用します。津液の停滞のことで、西洋医学的には細胞内液・組織液・リンパ液などが、主として組織間・消化管内・体腔内に異常に停滞したことを意味します。 中医学では湿・痰飲・水腫と呼ぶのが一般的で、日本では水毒ともいわれます。

 

【臓腑弁証】

【気血津・臓腑証】
湿困脾胃・脾胃湿困(しつこんひい・ひいしつこん)利水止瀉の蒼朮・白朮・茯苓・猪苓・沢瀉が配合され、消化管内の水分を血中にひきこんで水様下痢(泄瀉)を止める効果が十分強いので、水様の嘔吐・水様の下痢(泄瀉)・腸管内の水分停滞による腹鳴などを伴う湿困脾胃の状態に適します。
脾胃気虚で消化吸収能力が低下して内湿を生じた「脾胃湿困」にも用いることができます。三焦(気と津液の通路)を通利して利水水腫にも働くので、浮腫(むくみ)にも応用すると良いです。

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】脾腎陽虚・水液失調(ひじんようきょ・すいえきしっちょう)

【中医学効能(治法)】 燥湿運脾・化気行水・理気化湿・利水止瀉

【用語の説明】(term)

リンク化気(けき) »…気の通りを良くすることです。

リンク行水(こうすい) »…水分代謝を良くすることです。

リンク理気(りき) »…理気:気の流れを良くすることです。気(氣)を正常に巡らせ機能を回復する治療法です。

リンク化湿(けしつ) »…体内の余分な水分を排出させることです。

リンク止瀉(ししゃ) »…下痢を止めることです。


診断のポイント

舌 診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。


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成 分

【生薬参照】

胃苓湯には、胃腸によいもの、あるいは無駄な水分を取り除く生薬がいろいろと配合されています。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス4.25gを含有する。
日本薬局方 コウボク(厚朴)…2.5g
日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)…2.5g
日本薬局方 タクシャ(沢瀉)…2.5g
日本薬局方 チョレイ(猪苓)…2.5g
日本薬局方 チンピ(陳皮)…2.5g
日本薬局方 ビャクジュツ(白朮)…2.5g
日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…2.5g
日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…2.0g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.5g
日本薬局方 タイソウ(大棗)…1.5g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.0g

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
蒼朮  白朮  茯苓  猪苓  沢瀉  厚朴  陳皮  生姜  桂皮  大棗  甘草 

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製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈顆粒剤〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

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使用上の注意

【注意参照】

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

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補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【胃苓湯(平胃散+五苓散)類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク平胃散 » …体力中等度の人が下痢し、食欲不振、食後の腹鳴、腹部膨満感など があるが、口喝、尿量減少などがない場合に用いる。

 
 

リンク五苓散 » …□喝、尿且減少、浮腫などがあるが、食後の腹鳴、腹部膨満感など のない場合に用いる。

 
 

リンク半夏瀉心湯 » …体力中等度以上の人で、口喝、尿且減少などがなく腹中雷鳴、心窩部膨満感、抵抗、圧痛などがあり、下痢する場合に用いる。

 
 

リンク真武湯 » …体力および代謝が低下した人で、全身倦怠感、四肢の冷感があり、 動悸などを伴い、下痢する場合に用いる。

 
 

リンク 六君子湯 » …脾虚による下痢、冷え性の傾向で、心下のつかえ、食欲不振、曝気、全身倦怠、易疲労感を伴う慢性の下痢。

 
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製薬会社・電話

【問合せ先参照】

問合せ先 (お客様相談窓口) 0120-329-930
 又は 03-5574-6600

受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)


備 考

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