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ツムラ 清心蓮子飲 エキス顆粒(医療用)

  • ツムラ 清心蓮子飲 エキス顆粒(医療用)

    ツムラ:ツムラ 清心蓮子飲 エキス顆粒(医療用)

  • 清心蓮子飲

    清心蓮子飲が適用する自覚症状

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主 治

【適応症】

残尿感、頻尿、排尿痛自律神経失調症、膀胱神経症、慢性膀胱炎、慢性腎孟炎、膀胱炎、腎結核、慢性淋疾、帯下、性的神経衰弱、インポテンツ、糖尿病、口内炎、夢精、遺精、前立腺肥大。

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症例・病例・治癒例

【症例参照】

【清心蓮子飲の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈膣炎に付随する症状も一気に快癒〉

治例図 アトピー性皮膚炎の持病があるMさん(32歳)は、ストレスがかかると、乳首からジクジクと汁が染み出し、同時に膣炎を起こします。のどが渇き、イライラして不眠になり、夜間頻尿も始まり、落ち着きません。

漢方を扱う病院で相談したところ、清心蓮子飲を処方されました。

しばらく服用すると、膣炎とともに頻尿や不眠などの不快な症状が解消しました。

生まれつき腎の弱かったMさんは、アトピーで腎気(腎に蓄えられている生命エネルギー)が消耗し、腎の潤いが不足したために、下半身に虚熱が起こり、膣炎を発症したものと思われます。

・現代病名:膣炎

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2〈清心蓮子飲で精神が安定〉

治例図 92歳の男性Kさんは、脳卒中で倒れてから神経が高ぶるようになり、専門医のいる病院で検査を受けたところ、脳血管性痴呆と診断されました。夜になると落ち着きがなくなり、近くにハサミがあると、周囲の物を何でも切り刻んでしまいます。
また、夜には数回トイレに起き、ときには失禁することもあります。

Kさんの担当医は頻尿があることを考えて清心蓮子飲を処方。すると、頻尿と失禁は少なくなり、情緒も安定してきました。しかし、眠れない日もあるので、酸棗仁湯を追加してもらったところ、朝までぐっすり眠れるようになりました。

・現代病名:脳血管性痴呆

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3〈清心蓮子飲で冷えと頻尿を治療〉

治例図 主婦のSさん(35歳)は、日ごろから体が弱く、年に何度もかぜをひきます。かぜをひくと気管支炎になりやすく、気管支炎が長引くと膀胱炎を起こすのが常でした。

今年もまた春の終わりにひいたかぜの延長で、8月ごろに膀胱炎になってしまいました。暑い季節だというのに、足腰がゾクゾク冷えてスカートがはけません。

また、頻尿がひどく、トイレに間に合わない状態なので、昼は外出もできず、夜はあまり眠れません。痔も痛むようになり、体が疲れるので、夫の出勤中にはたびたび床についています。

Sさんは、これでは抗生物質のような強い薬を服用するのは無理だろうと思い、漢方を扱う病院でみてもらうことにしました。体が冷えて手足がほてる、神経質で食欲がないなどの症状から、Sさんには清心蓮子飲が処方されました。

服用を続け、10月に入ったころ、体が温かくなり、腰の冷えがなくなりました。

いつのまにか膀胱炎が気にならなくなり、Sさんの頻尿は治っていました。

・現代病名:膀胱炎

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弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク心火旺(心火上炎・心炎亢盛)(ストレス) »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

清心蓮子飲

八法清法:熱邪を清解することにより裏熱を消除する治法です。

【中薬大分類】清熱剤…熱を除去する方剤です。清熱・瀉火・解毒・透熱滋陰などの効能により裏熱を改善する方剤です。

【中薬中分類】清臓脇熱剤…臓腑の熱を除去する方剤です。

八綱分類裏熱虚(りねつきょ) 裏 熱 熱 虚 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(炎症)、虚証(虚弱)、湿証(水分停滞)、気虚(心身疲労)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
気虚…氣が不足している方が使用します。氣の作用の不足で、全身の機能・代謝・抵抗力の低下や興奮性の低下などに伴う症候を現します。 疲れやすい、元気が無い、活力低下などを特徴とします。
津液不足…津液の不足している方が使用します。人体の構成成分の滋潤作用を持つ津液の不足のことで、西洋医学的には脱水に相当します。主に発汗過多、尿量過多、出血が原因で起こります。 状態は口渇・多飲が特徴で、唇や皮膚の乾燥、便秘などの症状が現れます。一般には陰虚の範囲に含まれ、主に肺陰虚・胃陰虚を呈することが多く、暑がりの方に多く見られます。
腎虚…「精」の不足を基本とする病態の方に使用します。腎は「精を蔵し、成長・発育・生殖を主る」もので、生命体の発生・成熟・老化などに関与しています。その精とは、生命体が本来的に備えている生命エネルギーの基礎物質です。 精は内分泌系全般に相当します。腎気・腎陽および腎精・腎陰が不足して寒・熱に偏らない状態を、腎虚といいます。

 

【臓腑弁証】

【気血津・臓腑証】
気津両虚(気陰両虚)(きしんりょうきょ(きいんりょうきょ))…生津の人参・麦門冬・蓮子・炙甘草と安神の蓮子・茯苓で心陰虚を改善し体液を滋潤し、さらに利水の茯苓・車前子・黄蓍で尿を稀釈して高浸透圧刺激を抑制します。補気健脾の薬物は消化吸収を強め機能を高めて他薬の効能を補助し、地骨皮・黄ゴンは陰虚の熱証をしずめるとともにある程度の消炎作用を果たします。以上のように、体液を補充し元気をつけ、尿を稀釈することが本方の目的です。消炎効果は強くないので尿路系の強い炎症には適さないです。慢性疾患や急性疾患の回復期で気陰両虚が生じ、排尿異常がみられる場合に使用するとよい.です。

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】心火旺・気陰両虚(しんかおう・きいんりょうきょ)

【中医学効能(治法)】 益気滋陰、清心火・利水・補気健脾・生津・清熱利湿

【用語の説明】(term)

リンク益気(えっき) »…気を補充することです。

リンク滋陰(じいん) »…潤い、冷やす力、陰を補充することです。陰(液)を潤すと、陽(氣)即ち元気が出るということです。陰虚を解消することです。類義語:補陰・養陰・涵陰・育陰

リンク清心(せいしん) »…心の機能亢進状態を改善することです。

リンク利水(りすい) »…腎を温めて、脾を健全にすることです。尿や発汗のことです。水気を下行させて通利することです。利尿、導尿がそれです。薬物では猪苓・沢瀉・通草などにその作用があります。

リンク補気(ほき) »…気を補う=益気のことです。

リンク健脾(けんぴ) »…脾の働きです。脾胃の機能を正常にする治療法です。

リンク生津(せいしん) »…唾(つば)を出させて、咽(のど)の渇きを取ることです。

リンク安神(あんしん) »…精神を安定させることです。


診断のポイント

【ポイント参照】

●気虚(易疲労、胃弱)
●心火旺(イライラ、胸苦、口渇)
●淋症(頻尿、残尿感)


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舌 診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。


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成 分

【生薬参照】

清心蓮子飲の構成生薬は、下記の9種類です。熱や腫れをひく黄ごんや麦門冬、尿の出をよくする茯苓や車前子、滋養・強壮作用の人參や黄耆、気分を落ち着ける蓮肉などが配合されています。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。
・日本薬局方 バクモンドウ(麦門冬)…4.0g
・日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…4.0g
・日本薬局方 オウゴン(黄ごん)…3.0g
・日本薬局方 シャゼンシ(車前子)…3.0g
・日本薬局方 ニンジン(人參)…3.0g
・日本薬局方 オウギ(黄耆)…2.0g
・日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.5g
・レンニク(蓮肉)…4.0g
・ジコッピ(地骨皮)…2.0g

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
麦門冬  茯苓  黄芩  車前子  人参  黄耆  甘草  蓮肉  地骨皮 

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製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈顆粒剤〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

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使用上の注意

【注意参照】

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

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補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【清心蓮子飲類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク猪苓湯 » …体力中等度の人で、冷え症の傾向がなく、排尿困難、排尿痛、残尿感などを訴える場合に用いる。(下焦水熱互結)

 
 

リンク猪苓湯+四物湯 » …猪苓湯の使用目標に似ているが、皮膚の栄養低下や乾燥傾向があり、血尿などの症状がやや慢性化した場合に用いる。(下焦化熱と血虚)

 
 

リンク五淋散 » …体力中等度ないしやや低下した人で、同様に排尿困難、排尿痛、残尿感などを訴え、冷え症の傾向があり、症状が慢性的に経過するが、神経過敏などの症状のない場合に用いる。本方証よりやや実証。(熱淋)

 
 

リンク竜胆瀉肝湯 » …比較的体力のある人で、排尿困難、排尿痛、残尿感などを訴えるとともに、帯下、陰部掻痒感など生殖器症状を伴う場合に用いる。(下焦湿熱)

 
 

リンク 八味地黄丸 » …口渇、軽度の排尿痛のほか、全身倦怠感、足腰の冷えや痛みを訴え、下腹部が上腹部に比し緊張が弱い場合に用いる。(腎虚)

 
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製薬会社・電話

【問合せ先参照】

問合せ先 (お客様相談窓口) 0120-329-930
 又は 03-5574-6600

受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)


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