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ツムラ 当帰湯 エキス顆粒(医療用)
主 治
寒虚証の方の胸背痛(狭心症、肋間神経痛など)
胸背痛(狭心症、肋間神経痛など)(寒虚証)
【適応症】
急性胃炎、慢性胃炎、肋間神経痛、月経痛、狭心症、仮性狭心症、胃・十二指腸潰瘍、動脈硬化による腹痛。
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0712 | 42包(2週間分) | 8,192円(税込) | ||
k0840 | 189包(63日分) | 31,192円(税込) |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 |
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…補法:気血陰陽あるいは臓腑の虚損を補養する治法です。 |
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【中薬大分類】温裏(補陽)剤…体内を温める方剤です。即ち、裏寒を改善する方剤です。 【中薬中分類】温中散寒剤…中焦の冷え(裏寒)に用いる方剤です。中焦脾胃の陽気が虚衰して、運化と昇陽が不足し、腹痛・腹満・食欲不振・口渇がない・下痢・悪心・嘔吐・舌苔が白滑・脈が沈細または沈遅の症候がみられます。 |
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裏寒虚(りかんきょ) …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、寒証(冷え)、虚証(虚弱)の方に適応します。 …人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。 【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】血虚兼寒・虚血相搏(けっきょけんかん・きょけつそうはく) 【中医学効能(治法)】 補血養血・温中散寒・理気化痰・温経養血・柔肝止痛 【用語の説明】(term) 補血(ほけつ) »…血を補うことです。=益血、養血。 養血(ようけつ) »…血を増やすことです。 温中(おんちゅう) »…中焦=脾胃を温めることです。 散寒(さんかん) »…寒さの邪気を追い出すことです。 理気(りき) »…理気:気の流れを良くすることです。気(氣)を正常に巡らせ機能を回復する治療法です。 化痰(けたん) »…痰を除くことです。 温経(うんけい) »…経脈を温通することを指します。 温経(おんけい) »…経絡を温めることです。 柔肝(じゅうかん) »…肝の機能を高めることです。肝血を補い、肝気を伸びやかにし回復させることです。 止痛(しつう) »…痛みを止めることです。 |
【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue) 淡白で湿潤し、無苔あるいは薄い白苔を見ます。
脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse) 沈細弱です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
当帰湯の構成生薬は下記の10種類です。主薬の当帰には、血行をよくして貧血症状を改善し、体をあたためる作用があります。
桂皮と芍薬は痛みをとる代表的な生薬です。
そのほか、胸腹部の違和感や膨満感をしずめる半夏と厚朴、滋養強壮作用のある人参や黄耆、胃腸の働きをよくする山椒・乾姜、さらに緩和作用のある甘草などが配合されます。
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。
日本薬局方 トウキ(当帰)…5.0g
日本薬局方 ハンゲ(半夏)…5.0g
日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…3.0g
日本薬局方 コウボク(厚朴)…3.0g
日本薬局方 シャクヤク(芍薬)…3.0g
日本薬局方 ニンジン(人参)…3.0g
日本薬局方 オウギ(黄耆)…1.5g
日本薬局方 サンショウ(山椒)…1.5g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.0g
カンキョウ(乾姜)…1.5g
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】
【当帰湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
柴胡桂枝湯 » …体力中等度の人で季肋部の苦満感、肋骨弓下部の抵抗・圧痛(胸脇苦満)が認められ、腹痛、不安、不眠、のぼせなどが認められる場合に用いる。(心腹卒中) | |
桂枝加朮附湯 » …体力の低下した冷え症の人で、腹部膨満、鼓腸などはなく、関節痛、筋肉痛神経痛(特に肋間神経痛)などを呈する場合に用いる。(寒湿痒) | |
大建中湯 » …手足、腰部の冷え、腹痛、腹部膨満、鼓腸は本方と似ているが、胸痛がなく、体力がさらに低下し、時に蠕動不安が認められる場合に用いる。(脾胃虚寒の疵痛) | |
人参湯(理中丸) » …心窩部痛、胸痛などは本方と似ているが、体力低下、冷え症、疲労感、食欲不振、胃部停滞感などが一層顕著な場合に用いる。(脾陽虚、裏寒) | |
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