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ツムラ 升麻葛根湯 エキス顆粒(医療用)

  • ツムラ 升麻葛根湯 エキス顆粒(医療用)

    ツムラ:ツムラ 升麻葛根湯 エキス顆粒(医療用)

  • 升麻葛根湯

    升麻葛根湯が適用する自覚症状

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主 治

【適応症】

麻疹(はしか)・風疹の初期、感冒、インフルエンザ、水痘、扁桃腺炎、皮膚炎、猩紅熱、発疹を伴う熱性病の初期、鼻出血、丹毒

注 文

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症例・病例・治癒例

【症例参照】

【升麻葛根湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈2、3日で発疹が治まり、1週間足らずで完治〉

治例図 小学校1年生のM子ちゃんが発熱しました。母親は市販のかぜ薬を買ってM子ちゃんに飲ませていましたが、なかなか熱が下がりません。発熱は3日続き、心配になった母親が、M子ちゃんを連れて行きつけの漢方の専門家を訪ねたところ、はしかであることがほぼ確定しました。
口の中に、発疹の前兆症状であるコプリック斑が出ていたのです。

熱はあるものの食欲はさほど落ちていないM子ちゃんには、升麻葛根湯が処方されました。これを朝、昼、タと服用するのですが、服用した翌日、一気に発疹が出はじめました。
発疹は2~3日で治まったので、次は升麻葛根湯よりも効き目のやさしい柴胡桂枝湯に替えて、引き続き服用しました。すると、熱が下がるのも実にスムーズで、結局1週間足らずで完治したのです。M子ちゃんは、その後3日間休んだだけで元気に登校しました。

弁証論治 リンク風熱(表熱)証 »

・現代病名:はしか

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弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

升麻葛根湯

八法汗法:肺気を宣発し営衛を暢調にして膜理を開泄することにより、「遍身にちゅうちゅうと汗出づ」の状態にし、肌表にある外邪を汗とともに解除する治法です。

【中薬大分類】解表剤…発汗、解肌、透疹等をうながして、初期の感冒等表証に対処する方剤です。主に外感病の初期に使用します。

【中薬中分類】辛涼解表剤…冷やしながら解表(体内表面の邪気を除く)する方剤です。風熱表証(表熱)に用います。

八綱分類表熱実(ひょうねつじつ) 表 熱 熱 実 …証(体質・症状)は、一応表証(急性期)、熱(炎症)、実(体力あり)の方に適応しますが、この方剤は、たいていの、どの証にも対応します。


 

【臓腑弁証】

【気血津・臓腑証】
表熱・麻疹(ひょうねつ・ましん)…麻疹(はしか)の透発に使用されます。麻疹の発疹期で発疹が少ない場合、あるいは発疹を促進して治癒を早めたい場合に用い、麻疹の内攻による併発症を防止します。辛涼解表・清熱の処方構成であるところから、表熱に使用してもよいです。

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】温病初期(おんびょうしょき)

【中医学効能(治法)】 解肌透疹

【用語の説明】(term)

リンク解肌(げき) »…発汗剤によって体表の邪を発散させることです。

リンク温病(おんびょう/うんぴょう) »…感染性発熱疾患のことです。温熱の邪を感受することでの発病です。←→傷寒。習慣的に「うんぴょう」と読むことが多いです。四季それぞれの季節において、温熱の邪を感受して引き起こされる各種外感急性熱病の総称です。臨床症状には、発病が比較的急・初期にかなり激しい熱象が現れます。病状の変化が速い・燥に変化し陰を傷つけることが多い、などの特徴があります。治療は、衛気営血あるいは三焦弁証理論にもとづき、解表・清気・通下・清営・涼血・開竅・熄風・滋陰・化湿などの治法を、各種の温病に対応させて用います。


診断のポイント

舌 診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。


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成 分

【生薬参照】

升麻葛根湯の構成生薬は下記の5種類です。主薬の升麻は、発疹をうながし、その病因を発散させることで皮膚病を治すといわれます。そのほか、痛みをやわらげる葛根や芍薬、緩和作用のある甘草などが含まれます。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.25gを含有する。
日本薬局方 カッコン(葛根)…5.0g
日本薬局方 シャクヤク(芍薬)…3.0g
日本薬局方 ショウマ(升麻)…2.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…1.5g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…0.5g

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
葛根  芍薬  升麻  甘草  生姜 

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製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈顆粒剤〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

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使用上の注意

【注意参照】

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

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補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【升麻葛根湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク香蘇散 » …比較的体力の低下した人の感冒の初期で、不安、不眠、頭痛、抑うつ気分などの精神神経症状、食欲不振などの胃腸症状を伴う場合に用いる。(気滞の感冒)

 
 

リンク葛根湯 » …比較的体力のある人の熱性疾患の初期で、悪寒、発熱、頭痛は本方に似ているが、より激しく、項背部のこわばり、体痛などを訴え、自然発汗の少ない場合に用いる。(太陽陽明合病)

 
 

リンク桂枝湯 » …比較的体力の低下した人の熱性疾患で、悪寒、発熱、頭痛とともに、のぼせ、身体痛などを訴え、この時、自然に発汗することが多い場合に用いる。(太陽中風)

 
 

リンク麻黄湯 » …体力中等以上の人で、悪寒、発熱、頭痛、腰痛、四肢の関節痛、筋肉痛などが一層顕著で、特に咳漱、喘鳴を伴う場合にもちいる。(太陽傷寒で表不解、無汗、脈浮緊)

 
 

リンク 銀翹散 » …温病系風邪(風熱(表熱))辛涼解表剤、上焦風熱、衛分証、気分証に使用。熱感があり、悪寒はない。口渇、咽痛、咳嗽がある。感冒、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃腺、流行性耳下腺炎等。

 
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製薬会社・電話

【問合せ先参照】

問合せ先 (お客様相談窓口) 0120-329-930
 又は 03-5574-6600

受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)


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