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ツムラ 桂枝人参湯 エキス顆粒(医療用)

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    ツムラ:ツムラ 桂枝人参湯 エキス顆粒(医療用)

  • 桂枝人参湯

    桂枝人参湯が適用する自覚症状

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主 治

【適応症】

頭痛動悸慢性胃腸炎胃アトニー、常習性(慢性)頭痛、急性胃腸炎、感冒性下痢(泄瀉)症、神経性心悸亢進症、心臓病

注 文

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症例・病例・治癒例

【症例参照】

【桂枝人参湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈長年悩んでいた頭痛から解放された〉

治例図 Mさんは、中堅の食品会社に勤めて30年のベテラン営業マンです。最近、仕事上のストレスが大きくなっています。
加えて、Mさんは数十年来の頭痛持ちです。ストレスが高まり、緊張が続くと眉間やこめかみの辺りがズキズキと痛み出すことが多く、仕事中に痛み出したりすると仕事にならないため、大変困っていました。そこで漢方を始めることにしたのです。
Mさんの場合は、胃腸が弱く、胸がつかえたり、下半身が冷えたりする体質で、桂枝人参湯という漢方薬が処方されました。すると、見事に頭痛が治りました。長年の悩みの種から解放されたMさんは、以降、この薬を常備薬にしています。

・現代病名:頭痛

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2〈漢方薬と点滴で危険な状態を脱出〉

治例図 看護師のAさん(23歳・女性)は、前夜から続く嘔吐と下痢、熱で、職場の病院を早退することになり、その前に漢方薬をもらいに診察室を訪れました。

その場で医師に処方してもらった桂枝人参湯を服用し、症状は治まったものの、脱水による手足のしびれが出て動けません。

冷えが強いため、真武湯エキスをお湯で溶いて服用し、体を温め、さらに点滴液を温めて処方されました。

点滴液が体に100ml入ったところで、手足のしびれが取れ、Aさんは危険な状態を脱することができました。

・現代病名:自家中毒

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3〈桂枝人参湯で下痢が止まり体力も回復〉

治例図 今年70歳になるCさん(女性)は、体が弱く、かぜをひくたびに激しい下痢に悩まされていました。

そんなCさんを心配 した長男が知り合いの漢方薬局で相談したところ、桂枝人参湯を勧められました。

早速、服用しはじめたところ、すぐに食欲が出て、かぜをひいても下痢をしなくなりました。また、顔色もよくなり、以前に比べて体力もついてきました。

Cさんはいま、趣味の花づくりを続けるためにも、桂枝人参湯を一生飲み続けたいと思っています。

・現代病名:下痢

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弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク心陽虚 »
リンク脾肺気虚 »
リンク脾陽虚(脾陽不振・脾陽虚弱・脾胃虚寒) »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

桂枝人参湯

八法温法:温裏・散寒・回陽・通絡などの効能により、寒邪を除き陽気を回復し経絡を通じて、裏寒を解消する治法です。

【中薬大分類】温裏(補陽)剤…体内を温める方剤です。即ち、裏寒を改善する方剤です。

【中薬中分類】温中散寒剤…中焦の冷え(裏寒)に用いる方剤です。中焦脾胃の陽気が虚衰して、運化と昇陽が不足し、腹痛・腹満・食欲不振・口渇がない・下痢・悪心・嘔吐・舌苔が白滑・脈が沈細または沈遅の症候がみられます。

八綱分類裏寒虚(りかんきょ) 裏 寒 寒 虚 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、寒証(冷え)、虚証(虚弱)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
気虚…氣が不足している方が使用します。氣の作用の不足で、全身の機能・代謝・抵抗力の低下や興奮性の低下などに伴う症候を現します。 疲れやすい、元気が無い、活力低下などを特徴とします。

 

【臓腑弁証】

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】脾胃虚寒(ひいきょかん)

【中医学効能(治法)】 温中散寒・健脾益気・辛温解表・補陽(心、脾)・補気(心、脾)

【用語の説明】(term)

リンク温中散寒法(おんちゅうさんかんほう) »…温・熱性の生薬を用いて脾胃を温め、腹痛や冷え下痢などを治療する方法です。類語:温裏散寒法(おんりさんかんほう)

リンク健脾(けんぴ) »…脾の働きです。脾胃の機能を正常にする治療法です。

リンク益気(えっき) »…気を補充することです。

リンク辛温解表法(しんおんげひょうほう) »…辛温解表法:辛温の薬で温め風寒の邪を体表から発散させる治療法です。悪寒、頭痛、発熱を治します。類語:祛風散寒法(きょふうさんかんほう)。

リンク脾胃(ひい) »…脾胃;胃は現在の胃と考えてよいですが、脾は脾臓の事ではなく膵臓の働きに近いです。胃が消化した飲食物から滋養物質と水液を吸収し肺に送り、肺から全身に巡らせます。脾胃=消化器系のことです。

リンク虚寒(きょかん) »…虚証で寒のあるものです。陽気が欠如して体を温めることが出来ない状態です。←→実寒。温める力、陽が不足し冷えやすい状態です。


診断のポイント

【ポイント参照】

●冷え症で下痢(泄瀉)しやすい
●表証+心下痞硬、胃弱
●四肢倦怠、足冷え、頭痛


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舌 診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。


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成 分

【生薬参照】

桂枝人参湯の構成生薬は、胃腸によい下記の5種類の生薬です。
桂皮には、健胃作用のほか発散作用があり、頭痛や動悸にもよいとされます。そのほか、滋養強壮作用のある人参、緩和作用のある甘草などが配合されています。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.50gを含有する。
日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…4.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…3.0g
日本薬局方 ソウジュツ(蒼朮)…3.0g
日本薬局方 ニンジン(人参)…3.0g
カンキョウ(乾姜)…2.0g

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
桂皮  乾姜  人参  白朮  甘草 

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製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈顆粒剤〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

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使用上の注意

【注意参照】

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

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補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【桂枝人参湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク人参湯(理中丸) » …比較的体力の衰えた人で、食欲不振等の胃腸機能が低下し、発熱、頭痛など表証のない場合に用いる。脾陽虚。

 
 

リンク呉茱萸湯 » …体力中等度以下の人で、手足が冷え、嘔吐を伴い発作性頭痛のある場合に用いる。脾胃虚寒、寒飲上逆。

 
 

リンク半夏白朮天麻湯 » …心窩部に膨張感や振水音があり、頭痛のある点は似ているが、頭重やめまいを伴う場合に用いる。脾気虚で痰飲上擾。

 
 

リンク真武湯 » …本方より一層虚証でより冷え症で、下痢が顕著な場合に用いる。めまい立ちくらみがみられる。腎陽虚水泛。

 
 

リンク 半夏瀉心湯 » …心下痞鞭、下痢がみられるが、表証はない。脈は沈滑。脾胃不和と痰飲。

 
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製薬会社・電話

【問合せ先参照】

問合せ先 (お客様相談窓口) 0120-329-930
 又は 03-5574-6600

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(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)


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