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ツムラ 桃核承気湯 エキス顆粒(医療用)
主 治
血(けつ)のめぐりを改善する熱実証向きの強力な駆瘀血剤
子宮、胃、腸の瘀血/瘀血症による便秘
【適応症】
習慣性便秘、更年期症候群、月経不順、産後の悪路停滞、高血圧症、肩こり症、頭痛、冷え症、月経困難症、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、めまい、動脈硬化、痔核、にきび、しみ、湿疹、こしけ、坐骨神経痛、子宮(付属器)の充血炎症、ヒステリー、躁病、眼底出血、膀胱炎、打撲、皮下出血、むちうち、捻挫、会陰部打撲による尿閉、鼻出血、歯痛、不妊症。
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0672 | 42包(2週間分) | 3,275円(税込) | ||
k0800 | 189包(63日分) | 13,132円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【桃核承気湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() 乾燥肌で汗は顔だけにかく。のぼせがあって時に顔が赤くなり、逆に足は冷える。生理痛は強いが初日だけである。主訴は右の肩こりと背痛。少女時代から続く重症の便秘である。まれに鮮血の混じった排便があり、病院の薬でも、コーラックでも下痢に傾き大変不快という。その他、まれに耳鳴り、鼻づまり、めまいが起きるがいずれも軽いものである。 のぼせ、足冷え、便秘、生理痛を目標に桃核承気湯を、顔の汗、肩こり、背痛を目標に柴胡桂枝乾姜湯をあて、交互の服用してもらったところ、約4ヶ月ですっかり軽快した。長年の便秘はすっかり治った。おまけに顔のぶつぶつが消えて滑らかになった。その後、ときどき桃核承気湯だけをのんで、のぼせを抑えている。 ・現代病名:肩こりと腰痛 |
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![]() 重い腰を上げて婦人科に行ったところ、子宮内膜症と診断されました。そこで、以前から漢方薬に興味があったNさんは、知人に紹介された漢方薬を扱うクリニックを訪れたのです。 診察の結果、Nさんは実証タイプと判断されました。Nさんは食欲旺盛ですが、肩こりがあって足が冷えます。そして、便秘をすると冷えはさらに悪化してしまいます。このような症状から、普段は呉茱萸湯が、月経の1週間前からは桃核承気湯が処方されました。 しばらく服用を続けていくうちに、冷えが取れ、肩が軽くなってきました。1ヵ月ぐらいたつと月経痛はだいぶ楽になり、現在では月経中でも普段と同じ生活ができるようになったということです。 ・現代病名:月経困難症 |
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![]() 体格がよく、のぼせがあるS子さんに処方されたのは桃核承気湯です。これを飲むと、1年後にはしみは半分ほどに。喜んだS子さんが服用を続けると、その半年後にはしみがほとんど消え、見違えるような美肌になりました。 ・現代病名:しみ |
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そこで、眼科を訪れたところ、旧の使い過ぎでしょう。しばらく仕事を休んでみては…」とアドバイスを受けました。 しかし、そう簡単に仕事を休むわけにはいかないので、市販の目薬を持ち歩き、気が向くたびに点眼していました。 そんなおり、同僚に漢方を勧められました。漢方薬局の薬剤師は、Eさんの証を体力は比較的あるものの疲血体質であると判断し、桃核承気湯を毎日3回飲むこと、目薬の1日の点眼回数を処方書どおりにするようにと指示しました。Eさんは、それまで漢方を使ったことがないため、それほど効果は期待していなかったのですが、4日ほど服用したところ、目の充血が軽くなってきたそうです。 ・現代病名:目の充血 |
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![]() そのため、目の疲れがひどく、目薬や眼精疲労を緩和する市販の飲み薬が手放せません。また、月経時の腹痛やのぼせにも悩まされていました。 ところが最近になって、結膜下出血を発症してしまいました。いつもなら1週間ほどで治るのですが、幼稚園に通う子どもがFさんの目を見ると怖がって泣き出してしまい、またFさん自身もこのままでは失明するのではないかと心配になり、総合病院の眼科を訪れることにしたのです。 しかし、医師は「目の使い過ぎでしょう。あまり心配することはないですよ。しばらく仕事を休んだ方がよいでしょう」と言うばかりです。かといって、仕事を休むわけにはいきませんし、目が見えなくなってしまったら仕事も続けられないと不安は大きくなるばかりでした。 そんなとき、日ごろから漢方に親しんでいる事務所の同僚から、漢方薬局を紹介されました。 さっそく訪れると、薬剤師は、Fさんは比較的体力はあるものの瘀血体質であると判断し、桃核承気湯を勧めました。 1ヵ月ほど服用したところ、Fさんの白目の充血はほとんどなくなり、さらに、月経のときの激しい腹痛も感じなくなったのです。Fさんは漢方を使ったことがなく、漢方の効果に半信半疑でしたが、今では桃核承気湯とめぐりあって本当によかったと思っているそうです。 ・現代病名:結膜下出血 |
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![]() 冷え以外の症状について聞いてみると、便秘、肩こり、月経不順があるとのことでした。へその左下を押さえると、鈍い痛みがあるため、瘀血のあることが分かりました。 そこで、桃核承気湯を飲んでもらったところ、月経が正常に戻るとともに、あれほどつらかった下半身の冷えもしだいに改善していきました。 ・現代病名:月経不順 |
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![]() 漢方を処方する医師は、体格がよくてイライうしがちだというSさんに桃核承気湯を処方しました。 すると、服用して2週間後に月経が始まったのです。そのとき、色の濃い月経血がどっと出たとのことです。停滞していた血が漢方薬によって取り除かれたというわけです。 これを境におりものも正常になり、月経もきちんと来るようになりました。イライラもなくなり、現在は元気に育児をしています。 ・現代病名:おりもの |
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![]() 血瘀血に加えて気の乱れもあり、イライラして怒りっぽい性格であるため、職場での人間関係がうまくいかないことにも悩んでいました。 そ こで、気の乱れを解消する働きも持つ桃核承気湯を勧められて飲み出したところ、3ヵ月くらいから月経痛が和らぎはじめ、同時に、長年の悩みだった吹き出物や目の下のくまもすっきり消えました。その後も桃核承気湯の服用を続け、毎日、半身浴を行ったところ、1年後には痛み止めが必要ないまでに月経痛も治まり、性格も穏やかになりました。 「イライラした気分が治まったら、職場の人間関係もスムーズにいくようになった」と喜んでいます。 ・現代病名:月経痛 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
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【中薬大分類】理血剤…血の運行を調節する方剤です。理血薬を主体にして血分を調理し、血分の病変を改善する方剤です。 【中薬中分類】活血化瘀剤…滞った血(瘀血)を流す方剤です。蓄血・血瘀による疼痛・腫脹・腫瘤・半身不随・月経痛・無月経あるいは産後の悪露停滞・化膿症初期・狂躁などのさまざまな病変に使用します。 |
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【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】血熱血瘀(けつねつけつお) ● 【中医学効能(治法)】 清熱瀉下・活血逐瘀 【用語の説明】(term)
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【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
舌質が紫舌(青紫舌)。瘀班・瘀点。


脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
沈実です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】


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製薬会社・電話
【問合せ先参照】
(お客様相談窓口) 0120-329-930
又は 03-5574-6600
受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)
備 考
【備考参照】
(remarks)
●微妙な使い分けが必要な女性の漢方薬
婦人科疾患には、定番として用いられる処方がたくさんあります。当帰芍薬散のほかには、桂枝茯苓丸や加味逍遙散、桃核承気湯などがよく知られています。これらはいずれも、駆瘀血剤に分類される漢方薬です。ここで、これらの用法の違いをおおまかに見ておきましょう。
まず、適応となる体力程度が弱い順に並べると、当帰芍薬散(虚証)、加味逍遙散()、桂枝茯苓丸(実証)、桃核承気湯(実証)という順になります。
・当帰芍薬散は、冷えを伴う瘀血を取る「安産の薬」で、むくみや尿の出の異常といった水毒を伴う症状に効き、月経痛などの鎮痛にも用います。
・加味逍遙散は、更年期障害の第1選択薬として用いられることが多い薬です。
・桂枝茯苓丸は血と気の薬であり、のぼせなど気の上衝を伴うケースによく効きます。
・桃核承気湯は、のぼせて便秘がちな体力の充実したタイプに合う薬です。
しかし、女性の体はデリケートで、処方が額面通りに合わない場合も往々にしてあります。瘀血に最も広く使われる薬は桂枝茯苓丸と当帰芍薬散ですが、専門家でも使い分けに迷うケースがよく見られます。証を見定めて桂枝茯苓丸を選んでも効かなかったという人が当帰芍薬散でよくなることも、またその逆のケースもあるのです。つまり、実際の治療では柔軟に処方を見直すことも必要なのです。