注文・問合せ
0120-325-328
ツムラ 麻杏甘石湯 エキス顆粒(医療用)
主 治
気管支喘息、小児喘息、苦しい呼吸を楽にして咳(せき)を止める即効薬
表熱実証の喘息(ぜんそく)・気管支炎/肺熱による咳、喘息
【適応症】
気管支炎、気管支喘息、小児喘息、百日咳、肺炎、感冒、痔核、睾丸炎。
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k0666 | 42包(2週間分) | 3,275円(税込) | ||
k0794 | 189包(63日分) | 12,026円(税込) |
【注文↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。
複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【注文↓】ボタンをクリックして下さい。
別の商品の【注文↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。
このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。
の使用ができるようになりました。
★送料全国一律500円! 5400円(税込)お買上で無料!


![]() |
![]() |
![]() |
![]() ![]() |
症例・病例・治癒例
【症例参照】
【麻杏甘石湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() 咳噺を主訴に来院。約10日前に、感冒様症状(発熱、悪寒、咽痛)有り、市販の感冒薬を3日ほど服用したところ、諸症状は軽快した。しかしその後、軽度の咳漱が残り、一昨夜残業したところ、昨日より咳漱が悪化し、黄色の喀疾が出るようになった。また、夜半に喘鳴と呼吸困難のため覚醒したという。身長172㎝、体重72㎏やや赤ら顔で身体の芯に熱感を自覚する。粘った汗が出る。口渇があり、冷水を好む。呼吸音は正常。胸部X線写真に異常はない。舌は正常紅舌で、わずかに白苔がある。脈はやや浮いており充実。腹は中等度で粘った汗が腹壁にみられる他は著変はない。 麻杏甘石湯を投与した。抗生物質の適応とも考えられたが、炎症反応は著しくなく、また病院の職員でもあり悪化の兆しがあったら抗生剤をと考えて投与しなかった。服用直後より痰の切れがよくなり、咳嗽も軽快して服薬4日間でほぼ全快した。
・現代病名:咳嗽 |
![]() |
![]() 数年前から内痔核が外にとび出し、激しく痛む。ときに出血も伴う。手術をすすめられたが、何とか切らずに治したいと漢方に最後のよりどころを求めて来院。脈力、腹力はともに中等度前後、咽の渇きがあったので、乙字湯より麻杏甘石湯の適応とみて投与すると、まもなく出血も止まり、痛みも軽快した。 約5ヶ月服用を続け、本人の希望で休薬したが、これで果たして完全に内痔核まで消失したかはどうかは疑問。完治には最低1年の服薬が必要と考えられるからである。 ・現代病名:痔疾 |
![]() |
ところが、かぜは悪化しないものの、せきがなかなか鎮まりません。そのうち、肛門に小さないぼのような痔ができたのです。触ると痛みがあり、せきをするたびに響いて痛みます。 痔ですぐに病院に行くのはためらわれたので、とりあえずせき止めの薬でも飲んで痛みを軽減したい、と近所の漢方薬局に立ち寄ってみました。すると「せきと痔は関係がある」といわれてびっくりしました。せきの薬だという麻杏甘石湯を処方され、3日間飲んでみると、せきが止まり、痔も小さくなりました。排便などに気を付けているうちに痔も治ったのです。 ・現代病名:痔疾 |
![]() |
![]() N君はすぐにのどが渇くため、水をやたらと飲み、体に水が余ってせきが出ているようでした。 そこで、のどの渇きをとって、せきを鎮める麻杏甘石湯を処方したところ、すぐに効果が現れ、2日目にはせきがぴたりと止まりました。 体質改善のため1週間ほど続けるよう勧めたところ、おねしょも治ったということです。以後、かぜをひいても、せきに悩まされることはありません。 ・現代病名:咳・夜尿症 |
![]() |
![]() 一週間前にかぜをひき、しきりにせきが出た。そのためか痔が起こって痛んで困るという。 せきもまた止まらず、せきするたびに、痔にひびいて痛むという。食欲、大小便に異常がない。悪寒も熱もなく、ただせきと痔痛だけである。痔を診ると、栂指頭大の外痔核が紅く張り切れそうに腫れて、ちょっと触れても痛む。 これに麻杏甘石場を与えると、3日分のみ終わらないうちに、せきも止まり、痔痛も去り、痔も小さくなった。古矢知白は本方を睾丸炎や痔核に用いている。本方は麻黄湯の桂枝のかわりに石膏を入れたもので、自然に汗の出るものに用いることになっているが、熱のない場合は汗が出なくとも用いてよい。 ・現代病名:痔核 |
![]() |
![]() 初診は昭和36年12月。生まれつき弱い子であったが、生まれた翌年の秋に風邪をひき、それから咳漱が続いて、小児喘息といわれるようになった。あるいは慢性気管支炎といわれることもある。 平常もせきこみがあるが、風邪をひくと激しくなる。百日咳のように、せきこむのである。栄養も顔色も普通、便通は一回、偏食がひどく、食欲がない。口渇は少しある。このような激しいせきこみで、自汗と口渇があれば、麻杏甘石腸の適応証である。浅田流では五虎二陳湯として用いることが多い。 この患者にも五虎二陳湯を用いた。10日分の服用により、喘息はすっかり治り、食欲が出た。いままでは怒りやすくすぐ興奮したが、とてもおとなしくなり、家族は大喜びであった。この子はその後、生来のせきこみから解放されて、見違えるほど丈夫になった。昭和37年には55日分、翌38年には50日分の薬を一年かかってのんだが、すっかり体質が変わったように丈夫になった。 ・現代病名:小児喘息 |
![]() |
![]() 昭和36年10月初診。3歳のときから気管支喘息といわれ、かぜをひきやすく、かぜをひくたびに発作が起きた。痩せ衰えて、顔色は蒼白く、いかにも弱々しい姿であった。6年の間百方手を尽したが効なく、2年前からはとくにひどく、一年中発作が続くので、大学病院に入院していろいろ新しい療法もうけたが、思わしくなかったという。 発作時の様子をきくと、毎夜11時ごろから苦しくなり、明けがたになって最高潮に達し、昼間は少し軽くなる。発作がひどいときは一週間床についている。呼吸困難がひどく、咳嗽をともなう。脈はやや頻数で、力は弱い方である。腹は両腹直筋が緊張している。右季肋下部に抵抗が強く、胸脇苦満がある。便通に変わりはない。この患者に初め神秘湯を与えたが、20日分のんでもあまり効果がないという。そこでよくきいてみると、咳嗽が相当あり、せきこんで痰がからみ、汗が出て、口が渇くというので、五虎二陳湯に変えた。 これをのむようになって、咳漱や呼吸困難が非常によくなり、顔色もよく、体力も充実して太ってきた。翌年2月来院のときは別人のようになり、近ごろは学校を1日も休まず、30分の道程を駆け足で通っているというので、受持の先生はいったいどうしたことかと驚き、学校中の評判になっているということである。 ・現代病名:小児喘息 |
![]() |

弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
熱痰 »
熱邪犯肺・風熱犯肺 »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
||||
|
||||
【中薬大分類】解表剤…発汗、解肌、透疹等をうながして、初期の感冒等表証に対処する方剤です。主に外感病の初期に使用します。 【中薬中分類】辛涼解表剤…冷やしながら解表(体内表面の邪気を除く)する方剤です。風熱表証(表熱)に用います。 |
||||
【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】熱邪よう肺(ねつじゃようはい) 【中医学効能(治法)】 清肺平喘・止咳・清熱瀉火・化痰 【用語の説明】(term)
|
【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
紅舌。やや乾燥し、黄苔があります。

脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
浮滑数です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】
製薬会社・電話
【問合せ先参照】
(お客様相談窓口) 0120-329-930
又は 03-5574-6600
受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)