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ツムラ 当帰四逆加呉茱萸生姜湯 エキス顆粒(医療用)
主 治
しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛
寒滞肝脈(寒邪により経脈をながれる気血が停滞すること)/血寒証(四肢冷え・片頭痛)
【適応症】
レイノー病、凍瘡(しもやけ)、慢性関節リウマチ、慢性関節炎、腰痛症、頭痛、下腹部痛、慢性頭痛、坐骨神経痛、婦人下腹痛、肋間神経痛、脱疽、慢性虫垂炎、冷えによる不妊症、しもやけの予防
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0652 | 42包(2週間分) | 3,165円(税込) | ||
k0780 | 189包(63日分) | 12,573円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【当帰四逆加呉茱萸生姜湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
〈冷え症〉 45歳女子です。若いころから冷え症気味で、夏でも靴下をはいていないと冷えて眠れません。やせて顔色は悪く、脈力、腹力、ともに弱いです。 特に膝から下が氷につかっているように冷たく感じられ、時々腹痛を訴えることから当帰四逆加呉茱萸生姜湯を投与しました。 2週間後には、体全体がやや温まってきたようだと大喜びし、半年で症状は完全に消失しました。さらに4ヶ月ほど服薬し、廃薬しました。 ・現代病名:冷え症 |
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〈慢性頭痛、冷え症〉 32歳、女性。慢性の頭痛持ちで鎮痛剤をたえず服用しているとのこと。今回の頭痛は、鎮痛剤を服用してもおさまらず、どうしたらいいのかとの相談であった。色白でやや肥りぎみタイプ。舌はわずかに白苔があり、肩こりで手足が冷え、よく冷たいものを好んで飲むという。食欲はなく、以前に、精密検査をうけたが、別に異常はない。下痢はしゃす<、尿の出は1日4、5回ぐらいという。最近は鎮痛剤の連用のためか、胃炎と診断され、さらに貧血症状もあるとのことで、鉄剤もいっしょに医者からもらっているという。 冷え症、頭痛、胃炎を目標に当帰四逆加呉茱萸生姜湯と六君子湯を合方して服用させてみた。それから鉄剤の服用は中止させた。 後日、来店され、症状について聞いてみると、漢方薬を服用した晩、あんなに激しかった頭痛がうそのように治ったという。その後はあまり激しい頭痛はなくなり、食欲もでてきて調子がいいという。現在でも漢方薬を常備薬として服用中である。 ・現代病名:冷え症 |
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〈冷えによる腹痛が翌日には解消〉 Wさん(49歳・女性)は、真冬に葬儀に参列したのがきっかけで、おなかが張って痛むようになりました。痛みは右の下腹部で、Wさんは虫垂炎ではないかと思いましたが、漢方を取り入れている病院で診察してもらい、医師に体を冷やしたこと、鼠頚部に沿って痛みがあることをいうと、当帰四逆加呉茱萸生姜湯が処方されました。苦い薬と説明されましたが、苦みよりも甘みを感じ、1日の服用で痛みはすっかり消えました。すると以後は薬を苦く感じるようになり、医師から、もう服用の必要はないといわれたのです。・現代病名:冷え症 |
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〈芍薬甘草湯で結石の痛みが消えた〉 Uさん(65歳・男性)は、定年後に趣味で農業を始めました。春先のまだ寒いころ、農作業を終えた夕方に急に右の腰が鈍く痛み出しました。初めは腰をひねったのだと思いましたが、夜になって血尿が出て驚きました。心配になって、漢方を扱っているかかりつけの病院を訪れたところ、漢方に詳しい医師の診断は尿路結石でした。それほどひどい状態ではなく、腰に鈍い痛みがあるのは体の冷えによって助長されているとのことでした。 以前に証を診断してもらっていたので、漢方の鎮痛剤である芍薬甘草湯と、おなかを温める効果のある当帰四逆加呉朱萸生姜湯を処方されました。 処方された漢方薬を飲むと、おなかが温まり、腸の動きもよくなって、張っていたおなかが楽になっていきました。腰の痛みもだんだんと薄れ、翌々日には石が出ました。その後は血尿もなくなり、元気に農作業にいそしんでいます。 ・現代病名:尿路結石 |
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〈若いころからの冷え症が改善した〉 62歳になるRさん(女性)は、若いころから冷え症で、よくしもやけができていました。ここ数年は、秋口になると、手の指がすべてまつ白になり、しびれて細かい仕事ができないといった状態です。病院でみてもらうと、レイノー病と診断され、薬も処方されましたが、あまり効果がなく、悩んでいました。 あるとき、知人から冷え症には漢方がよいと聞き、さっそく漢方の薬剤師を訪れました。そして、薬剤師から処方された当帰四逆加呉茱萸生姜湯加附子を勧められて飲んだところ、レイノー現象が出ることはほとんどなくなったのです。また、下半身もとても温まり、調子がよいとのことです。 Rさんは、現在も夏期を除いて漢方薬を服用しています。 ・現代病名:レイノー現象 |
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〈腰痛が起こらなくなった〉 A子さん(53歳)は、更年期を迎えたころから、日常的に腰痛に悩まされるようになりました。もともと冷え症でしたが、最近は特に下半身が冷えやすくなり、冷えがひどいときに、腰から下腹部全体に腰痛が起こるそうです。足の付け根まで、じんじんとしびれるように痛むというA子さんは、顔色がすぐれず、月経はすでに終わっているということでした。 そこで体力が弱く冷え症の人に用いる当帰四逆加呉茱萸生姜湯を処方してもらったところ、およそ2週間で腰痛が起こらなくなりました。 冬が苦手だったA子さんですが、今では足腰の冷えも緩和して、寒い時期でも快適に過ごせると喜んでいます。 ・現代病名:腰痛 |
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〈高所に上れなくなったとび職の若い男性が2年で完治〉 とび職のAさんは、26歳の若い独身男性です。レイノー現象に加え、めまいがしてふらふらするので、高い所へ上ることができない状態でした。病院では皮膚筋炎と診断され、しばらく治療しましたがよくならず、1年ほどたった11月に漢方薬局に相談に行きました。薬局では、真武湯と当帰四逆加呉茱萸生美湯を勧められました。ふらふらするのは真武湯が適した証で、冷えには、当帰四逆加呉茱萸生姜湯が向いていたのです。 半年ほどして6月になると、ふらつきが取れてビルの工事現場の高い所にも上れるようになりました。証が変わったので柴胡桂枝湯と真武湯に変え、8月以降は柴胡佳枝湯だけを2年ほど続けたところ、皮膚筋炎とされた症状もすっかりなくなりました。 ・現代病名:レイノー症候群 |
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〈夏でもカイロが手放せなかったほどの冷えが解消〉 ある年の夏から、足腰は冷えているのに、顔はのぼせてボーつとなるという症状が出はじめたUさん(53歳・男性)。夏だというのに股引(ももひき)をはき、腰にカイロを貼り付けて過ごすほどでした。秋口になり、いっそう寒さや冷えが身にしみるようになったuさんが漢方薬を処方している病院を訪れたところ、長年オフィスの冷房に当たっていたことが原因で、体に冷えがたまってしまったのだろうとの診断でした。 当帰四逆加呉茱萸生姜湯と真武湯を朝夕交互に飲むようにと処方され、同時に冷房の設定温度を少し上げること、また足腰を温めるように気を付けることをアドバイスされました。 その後、医師の指示どおり薬を服用し、日常生活に気を付けていたところ、やがて寒くてたまらないと感じることが少なくなっていきました。さらに翌年の冬にはカイロの必要もなくなり、前もって布団を温めておかなくても済むようになったのです。 今では、冷え症が改善したことでコートを着る期間が短くなったと、とても喜んでいます。 ・現代病名:冷え症 |
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〈素早い対処で、1ヵ月後には解消の兆しが〉 海上保安庁勤務のWさん(50歳・男性)は、救助活動を行ったある雪の日を境に、全身の冷えと足腰の痛みに悩まされるようになり、仕事もままならない状態に陥ってしまいました。そんなある日、知り合いに漢方薬を用いる病院を紹介されたWさんは、わらにもすがる思いでその病院を訪ねたのです。 そこで当帰四逆加呉茱萸生姜湯と桂枝加朮附湯を処方されたWさんは、医者に指示されたとおり、その2つの漢方薬を朝夕交互に服用しました。また、体を温める食べ物を積極的に取ったり、ビールを控えたり、半身浴をするなど、自分なりの対策も考えました。 すると1ヵ月後には足腰の痛みがすっかり軽くなったのです。 手ごたえを感じたWさんは、その後も漢方薬の服用を続けることにしました。 半年後には以前と変わらぬ健康を取り戻し、仕事も順調に続けています。 ・現代病名:冷え症 |
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〈急にかかったしもやけを漢方で解消〉 サッカークラブで元気に活躍しているT君(小5)は、冬休みに入ってから、毎朝クラブ活動に出かけていました。ある日、練習を終えて帰宅すると、右足の親指と両手の人さし指が赤く腫れて痛がゆくなってしまいました。しかしたいしたことはないと思い、そのままほうっておいたのです。ところが翌日の練習を終えて帰宅したときには、前日よりも腫れがひどく、痛みも増してきたため、母親に連れられて漢方を扱う皮膚科を訪れました。 医師は、しもやけと診断し、当帰四逆加呉朱萸生姜湯を処方し、マッサージを行うこと、練習後に靴下をはき替えることを指導しました。 T君が医師の指導に従うとともに、漢方薬を服用したところ、3~4日ほどで腫れは引き、痛がゆさもすっかりなくなったということです。 ・現代病名:しもやけ |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
寒滞肝脈(寒疝) »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 |
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…温法:温裏・散寒・回陽・通絡などの効能により、寒邪を除き陽気を回復し経絡を通じて、裏寒を解消する治法です。 |
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【中薬大分類】温裏(補陽)剤…体内を温める方剤です。即ち、裏寒を改善する方剤です。 【中薬中分類】温経散寒剤…経絡の冷えに用いる方剤です。 |
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裏寒虚(りかんきょ) …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、寒証(冷え)、虚証(虚弱)の方に適応します。 …人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。 【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】寒滞肝脈兼血虚(かんたいかんみゃくけんけつきょ) ● > 女性の使用が多い方剤です。 【中医学効能(治法)】 温経散寒・養血通脈・止嘔・止痛・通絡 【用語の説明】(term) 温経散寒法(おんけいさんかんほう) »…温・熱性の生薬を用いて体を温め、寒邪を除き関節痛や冷えを治療する方法です。 養血(ようけつ) »…血を増やすことです。 通脈(つうみゃく) »…脈拍を強くすることです。 止痛(しつう) »…痛みを止めることです。 |
【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue) 淡白で湿潤し無苔、時に薄い白苔を見ます。
脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse) 沈細です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
当帰四逆加呉茱萸生姜湯の構成生薬は、下記の9種類です。当帰には、血行をよくして、体をあたためる作用があります。桂皮と芍薬は痛みをとる代表的な生薬です。そのほか、体をあたため痛みを緩和する細辛や呉茱萸・生姜、水分循環をよくする木通などが配合されます。
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。
日本薬局方 タイソウ(大棗)…5.0g
日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…3.0g
日本薬局方 シャクヤク(芍薬)…3.0g
日本薬局方 トウキ(当帰)…3.0g
日本薬局方 モクツウ(木通)…3.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…2.0g
日本薬局方 ゴシュユ(呉茱萸)…2.0g
日本薬局方 サイシン(細辛)…2.0g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.0g
製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】
製薬会社・電話
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