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ツムラ 白虎加人参湯 エキス顆粒(医療用)

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    ツムラ:ツムラ 白虎加人参湯 エキス顆粒(医療用)

  • 白虎加人参湯

    白虎加人参湯が適用する自覚症状

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主 治

【適応症】

暑気あたり、日射病、熱射病、風邪、糖尿病、かゆみが強い皮膚疾患、熱性疾患時、流感、腸チフス、肺炎、熱中症、腎炎、脳炎、尿毒症、蕁麻疹湿疹、パセドー病、夜尿症

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症例・病例・治癒例

【症例参照】

【白虎加人参湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1糖尿病

治例図 昭和5年生まれの男性。背は高いがやせている。食欲もあり、元気もあって仕事熱心な人である。健康診断で、糖尿病初期と言われたという。病院の薬や漢方薬を買って服用したが、調子がよくないという。非常にのどが渇き、寝るまで水を飲んだりしている。尿もそのためよく出ている。夜間も2、3回は排尿に起きる。実証タイプなので、白虎加人参湯を投与したところ、口渇は次第に減少し、疲労もなくなって、尿利も正常になった。当初話さなかったが夫婦生活も正常に戻ったと報告をうけた。その後も服用をつづけている。

・現代病名:糖尿病

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2〈口渇が激しく、左手がだるく口きどころがないという患者〉

治例図 49歳の女性。経閉後、肥満し、血圧が高くしばらく大柴胡湯をのんでいたが、3~4日前に感冒にかかり、左手が置くところがないほどだるいという。そのためよく眠れない。脈は浮で力があり、体温は38度を越している。悪感があり、発汗はみられない。私はこれに、麻黄加乖湯を与えたところ、発汗したけれども、軽快の様子がみれない。かえって、食物の味がなくなり、のどがひどく渇くようになった。そこで白虎加人参湯を与えたところ、たった1日分で全快した。

・現代病名:口渇

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3夜尿症

治例図 10歳の少年。毎夜遺尿をするという。体格、栄養、血色ともに普通である。床につく前にのどが乾くといって、水をがぶがぶのみ、どうしてもやめないという母の言葉にヒントを得て、白虎加人参湯を用いたところ、口渇が止み、遺尿も治った。

・現代病名:夜尿症

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4〈全身アトピーの小1女児〉

治例図 小学校1年生の女児。
全身のアトピー性皮膚炎で、皮膚は乾燥して赤く、痒いのでかくと落屑が粉のように落ちる。毎晩1~2回起きて全身を母親にかいてもらうという。食欲もあるし、口渇も強い。いろいろの手当てをしても効果が上がらなかったという。
問診すると汗をかかない子であると母親がいう。そこで汗腺の調節作用のある桂麻各半湯と白虎加人参湯を与えた。約2週間のむと少しずつ痒みが減っている状態になったが、口渇が甚だしいことと、異常に皮膚が乾燥し、座席に粉をまいたように落屑がでるのを目当てにして越婢加朮湯を与えたところ、2週間、4週間と経過がよく、皮膚に潤いがっき、痒みが減じ、約半年で完治に至った。学校で同級生たちにきれいになったといわれ、子供は喜んでいますと母親が言っていた。越婢加朮湯は皮膚疾患の場合、皮膚の「乾湿」はあまり考えなくてもよいといわれる。

・現代病名:全身アトピー

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5〈3ヵ月間、白虎加人参湯を飲んで完治〉

治例図 コンピューター関係の会社で働いているTさん(28歳・女性)は、このところ冬と夏に必ずかかる扁桃炎に悩まされてきました。冬の暖房と夏の冷房によるオフィスの乾燥が原因のようです。

そこで近所の漢方薬局へ出向いたところ、白虎加人参湯が処方されました。これは口の渇きによく効く漢方薬で、炎症や発熱を抑える効果があるほか、アトピーなどの皮膚湿疹にもよく効く薬です。

そのせいか、のどの痛みが取れただけでなく、皮膚のカサカサもきれいになったのです。飲みはじめて1ヵ月で、まずのどの渇きがなくなり、3ヵ月目にはほとんど治っていました。

Tさんはキムチなど辛いものが大好きだったのですが、漢方薬局で、辛い食べ物はのどの粘膜を刺激して充血させ、腫れを悪化させるから控えるようにと注意され、以来タブーになりました。

このように、日常生活から原因となるものを取り除き、プラスになる漢方薬で解毒して、細胞を潤していくことが大切なのです。

・現代病名:扁桃炎

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弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク胃熱(胃火・胃火上炎) »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

白虎加人参湯

八法清法:熱邪を清解することにより裏熱を消除する治法です。

【中薬大分類】清熱剤…熱を除去する方剤です。清熱・瀉火・解毒・透熱滋陰などの効能により裏熱を改善する方剤です。

【中薬中分類】清気分熱剤…熱性の感冒や熱病の中期に用いる方剤です。熱邪が気分にあって高熱・つよい口渇・多汗・舌苔が黄・脈が洪大滑数の場合や、病後の余熱未清に適用します。

八綱分類裏熱実(りねつじつ) 裏 熱 熱 実 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(ほてり)、実証(比較的体力充実)、燥証(口渇)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
気虚…氣が不足している方が使用します。氣の作用の不足で、全身の機能・代謝・抵抗力の低下や興奮性の低下などに伴う症候を現します。 疲れやすい、元気が無い、活力低下などを特徴とします。
津液不足…津液の不足している方が使用します。人体の構成成分の滋潤作用を持つ津液の不足のことで、西洋医学的には脱水に相当します。主に発汗過多、尿量過多、出血が原因で起こります。 状態は口渇・多飲が特徴で、唇や皮膚の乾燥、便秘などの症状が現れます。一般には陰虚の範囲に含まれ、主に肺陰虚・胃陰虚を呈することが多く、暑がりの方に多く見られます。

 

【臓腑弁証】

【気血津・臓腑証】
熱盛(ねつせい)…発熱性疾患で脱水があきらかになり「大煩渇」を呈する場合に用い、生津の人参によって脱水を予防します。このほか、人参に補気の効能があるところがら、炎症が強くてやや気虚が加わった衰弱の状態に用いてもよいです。小児・老人などの激しい炎症では、こうした状態を呈しやすいので、白虎加人参湯が有効です。
このほか、人参に血糖降下作用があり、石膏・知母が口渇を止めるところから、口渇を主とした糖尿病に用いられ一定の効果をあげているようですが、糖尿病の根本的治療になるかどうかについては、なお検討を要します。

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】気分熱盛・津気両傷(きぶんねつせい・しんきりょうしょう)

【中医学効能(治法)】 清熱瀉火・生津止渇・補気

【用語の説明】(term)

リンク清熱瀉火法(せいねつしゃかほう) »…寒涼性の生薬を用い、熱や火邪(高熱・口渇・顔面紅潮・目の充血・腹満)を除く治療法です。

リンク生津(せいしん) »…唾(つば)を出させて、咽(のど)の渇きを取ることです。

リンク止渇(しかつ) »…渇きを止めることです。

リンク補気(ほき) »…気を補う=益気のことです。

リンク気分熱盛(きぶんねっせい) »…熱邪による病態で、高熱、口渇、顔面紅潮、目の充血、いらいら、胸痛などの症状です。

リンク煩渇引飲(はんかついんいん) »…口渇がはなはだしく、いくら飲んでも飲み足りないことです。


診断のポイント

舌 診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。


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成 分

【生薬参照】

白虎加人参湯の構成生薬は、下記の5種類です。主薬の石膏は、硫酸カルシウムを主成分とする天然の石で、熱や炎症をひく強い作用があるといわれます。
また、知母と粳米にも熱をさます働きがあります。
これに、滋養・滋潤作用をもつ人参、緩和作用の甘草が加わります。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。
日本薬局方 セッコウ(石膏)…15.0g
日本薬局方 チモ(知母)…5.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…2.0g
日本薬局方 ニンジン(人参)…1.5g
コウベイ(粳米)…8.0g

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
石膏  知母  粳米  甘草  人参 

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製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈顆粒剤〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

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使用上の注意

【注意参照】

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

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補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【白虎加人参湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク五虎湯 » …悪寒がなく、煩熱、口渇、発汗が著しい。脈は浮滑あるいは滑数。

 
 

リンク五苓散 » …口渇、発汗、小便不利及び水逆の症。

 
 

リンク八味地黄丸 » …軽度の口渇、尿異常(小便不利或いは頻尿)小腹不仁、足腰の脱力と冷え、脈沈微。

 
 

リンク温清飲 » …体力中等、身体に熱感はあるが発汗や口渇はない。皮膚は乾燥。

 
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製薬会社・電話

【問合せ先参照】

問合せ先 (お客様相談窓口) 0120-329-930
 又は 03-5574-6600

受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)


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