HAL Pharmacy

ツムラ 小青竜湯 エキス顆粒(医療用)

  • ツムラ 小青竜湯 エキス顆粒(医療用)

    ツムラ:ツムラ 小青竜湯 エキス顆粒(医療用)

  • 小青竜湯

    小青竜湯が適用する自覚症状

  • 個人輸入

    配送は個人輸入です

主 治

【適応症】

鼻炎、鼻水、うすい水様のたんを伴う咳、気管支炎気管支喘息アレルギー性鼻炎、感冒、腎臓病、腎炎、ネフローゼ、鼻汁の多い鼻炎、急性の浮腫、喘息性気管支炎、百日咳、肺炎、湿性胸膜炎、急性腎炎、結膜炎、関節炎、湿疹蕁麻疹胃酸過多症、唾液分泌過多症、涙嚢炎、水疱、くしゃみ頻発。

注 文

【注文欄】

shopping ・ ツムラ 小青竜湯 エキス顆粒(医療用)のお買物・
商品番号 規格 税込価格 数量 カゴに入れる↓
k0633 42包(2週間分) 5,454円(税込)
数量
k0761 189包(63日分) 20,590円(税込)
数量

*【注文↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。
*複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【注文↓】ボタンをクリックして下さい。
*別の商品の【注文↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。
*このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。
NP後払い
NP後払い
CreditCardの使用ができるようになりました。
クレジットカード
★送料全国一律500円! 5400円(税込)お買上で無料!   

買物カゴの内容へ ログイン・会員新規登録

  リンク電話注文 »電話注文 リンクFAX注文 »FAX注文 リンクメール注文 »メール注文 リンク直接来店 »直接来店
●ご注文は、上記買物カゴ、電話、Fax、またはE-メールで承ります。

症例・病例・治癒例

【症例参照】

【小青竜湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈親子の鼻炎〉

治例図 母親36歳。
細面でやや細身、冷え症である。毎年秋の10月下旬から翌春4月頃まで、気温の変化ですぐ鼻炎が起き、鼻水が多く出る。発熱はなく、手足は冷たい。初めは小青竜湯単独を服用、毎回4、5日程かかって治っていた。途中、小青竜湯加附子に変えたところ、1、2日で軽快するようになった。服用約3年でほぼ出なくなった。
息子9歳。特に冷え症でもなく中肉中背。口渇が強く、鼻水が出たあと鼻づまりが続く。喘息の気はない。毎年12月より翌年3月頃までちょいちょい起こる。最初は小青竜湯桔梗石膏を用い、軽くなってからは小青竜湯の錠剤を服用。二冬を経過しほとんど治ってしまった。

〈小児喘息
3歳の男子。
カゼをひいて扁桃炎を起こし、高熱を出し、激しい咳以が出るようになり、次第にひどくなって、呼吸困難が起こるようになった。小児科では喘息だといわれた。この児はカゼをひくと、くしゃみが多くなり、鼻がつまり、鼻汁がたくさんでるくせがあった。またこの子の母親も同じで・次の子も同じであるという。すなわちアレルギー性鼻炎の一家である。この児に小青竜湯を与えたところ、服薬後風邪をひかなくなり、咳や呼吸困難が起こらず、別人のように元気になった。

弁証論治 リンク寒痰 »

・現代病名:鼻炎

区切り線

2〈小児喘息

治例図 3歳の男子。
カゼをひいて扁桃炎を起こし、高熱を出し、激しい咳以が出るようになり、次第にひどくなって、呼吸困難が起こるようになった。小児科では喘息だといわれた。この児はカゼをひくと、くしゃみが多くなり、鼻がつまり、鼻汁がたくさんでるくせがあった。またこの子の母親も同じで・次の子も同じであるという。すなわちアレルギー性鼻炎の一家である。この児に小青竜湯を与えたところ、服薬後風邪をひかなくなり、咳や呼吸困難が起こらず、別人のように元気になった。

・現代病名:小児喘息

区切り線

3〈子供の気管支炎が大幅に改善された〉

治例図 8歳の男の子D君です。

2歳のころ気管支炎になり、以来、たびたび発作を繰り返してきました。せきにたんが絡んで、ひどいときには、呼吸困難気味にまでなったのです。

その影響か、顔色が悪く、やせていましたが、子供らしく食欲は旺盛でした。
発作のたびに、近所の医院で処方された対症薬を使っていましたが、その効果もだんだん薄れてきました。

母親が、漢方薬局で相談したところ、小青竜湯麦門冬湯のエキス剤を勧められました。発作が起きたとき、両方を飲ませると、しばらくたってから症状が効果的に治まりました。
さらに、この漢方を飲み続けるうち、発作自体が間遠になったといいます。

弁証論治 リンク寒痰証 »

・現代病名:慢性気管支炎

区切り線

4〈早ければ5分で鼻水が止まる〉

治例図 サラリーマンのOさん(53歳)は、アレルギー性鼻炎で年中くしゃみ、鼻水が出てきます。鼻水がすぐに垂れてくるので、いつもティッシュペーパーが手放せない状態でした。

鼻をいったんかみだすと、いくらでも鼻水が出てくるような感じになって困ってし まいます。

このようなとき、漢方にはぴったりの薬があります。小青竜湯という漢方薬は、早ければ飲んでから5分ぐらいで鼻水が止まってしまうのです。

Oさんの場合、2ヵ月ほど服用を続けた結果、見事にアレルギー性鼻炎の体質が改善され、それ以降、くしゃみ、鼻水が出なくなりました。

小青竜湯の効果をさらに高めるときには、附子という生薬を加えるとよいでしょう。

・現代病名:アレルギー性鼻炎

区切り線

5〈漢方薬で症状が安定し、よく眠れるようになった〉

治例図 子どものころから長い間ひどい鼻炎に悩まされていたTさん(27歳)。花粉症の季節になると鼻水、鼻づまり、くしゃみはもちろんのこと、涙で顔はいつもくしゃくしゃ。学生時代には授業にもほとんど集中できない、そんな辛い時期もありました。

大学を竿業して就職しても、いっこうに症状は治まりません。仕事が営業職のため、お得意様と会う機会も多く「このままでは仕事さえうまくいかない」そう思い、一発奮起して総合病院で鼻の粘膜を焼いてもらう最新治療を試してみることにしました。

しかし、結局症状はよくなりません。途方に暮れていたところ、祖母に「それでは漢方薬を試してみなさい」といわれ、祖母がお世話になっていた漢方の先生にみてもらったそうです。その先生は「Tさんは水のバランスがよくない」といい、小青竜湯を処方してくれました。

「何がなんでも鼻炎を治したい]という強い気持ちから、Tさんは次の日から毎日欠かさず小青竜湯を飲み続けました。すると翌年の春先には、くしゃみや鼻水が完全に止まり、目のかゆみもほとんど感じられません。

最近は仕事の面でもやる気が出てきて、営業成績も上がってきたそうです。

・現代病名:アレルギー性鼻炎

区切り線
このページのトップへ

弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク寒痰 »
リンク溢飲 »
リンク支飲 »
リンク痰飲伏肺 »
リンク脾肺気虚 »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

小青竜湯

八法汗法:肺気を宣発し営衛を暢調にして膜理を開泄することにより、「遍身にちゅうちゅうと汗出づ」の状態にし、肌表にある外邪を汗とともに解除する治法です。

【中薬大分類】解表剤…発汗、解肌、透疹等をうながして、初期の感冒等表証に対処する方剤です。主に外感病の初期に使用します。

【中薬中分類】辛温解表剤…温めながら解表(体内表面の邪気を除く)する方剤です。風寒表証(表寒)に用います。

八綱分類表寒虚(実)(りかんきょ(じつ)) 表 寒 寒 虚 実 …証(体質・症状)が、表証(急性期)、寒証(冷え)、虚証(体力中くらい)、湿証(水分異常)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
水液停滞…余分な水があまっている方が使用します。津液の停滞のことで、西洋医学的には細胞内液・組織液・リンパ液などが、主として組織間・消化管内・体腔内に異常に停滞したことを意味します。 中医学では湿・痰飲・水腫と呼ぶのが一般的で、日本では水毒ともいわれます。

 

【臓腑弁証】

【気血津・臓腑証】
表寒の喘咳(ひょうかんのぜいがい)…辛温解表の麻黄・細辛・桂皮と散寒の乾姜を主とし、止咳・平喘の麻黄・五味子を配合し、さらに斂陰(れんいん)の白芍・五味子と炙甘草が加えられています。
麻黄湯と同じく表寒・表実に適しますが、斂陰の配合があるために麻黄湯よりも弊害が少ないです。さらに散寒の麻黄・細辛・桂皮・乾姜が配合されていて、体を温める効果も強いので、寒けや冷えが強い場合によいです。鎮咳・去痰・呼吸困難改善の作用も十分にあります。
一般には、平素から潜在性の水滞があってかぜをひき、悪寒・冷え・頭痛などが強く、咳嗽・うすい痰・呼吸困難・喘息などが生じた状態に用いるとよいです。

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】外感風寒兼水飲・水寒射肺(がいかんふうかんけんすいいん・すいかんしゃはい)

【中医学効能(治法)】 辛温解表・温肺化痰・平喘止咳・利水・散寒・疏散風寒

【用語の説明】(term)

リンク辛温解表法(しんおんげひょうほう) »…辛温解表法:辛温の薬で温め風寒の邪を体表から発散させる治療法です。悪寒、頭痛、発熱を治します。類語:祛風散寒法(きょふうさんかんほう)。

リンク化痰(けたん) »…痰を除くことです。

リンク平喘(へいぜん) »…呼吸困難、喘息を改善することです。

リンク止咳(しがい) »…咳を止めることです。

リンク利水(りすい) »…腎を温めて、脾を健全にすることです。尿や発汗のことです。水気を下行させて通利することです。利尿、導尿がそれです。薬物では猪苓・沢瀉・通草などにその作用があります。

リンク外感(がいかん) »…季節や気候、環境など外界の要素で発生する病態です。

リンク風寒(ふうかん) »…風邪+寒邪です。

リンク水飲(すいいん) »…痰飲、胃内停水のことです。

リンク散寒(さんかん) »…寒さの邪気を追い出すことです。


診断のポイント

【ポイント参照】

喘咳(ゼコゼコ)
●水様鼻汁
心下痞(水気による)
●その他特別な腹証なし


このページのトップへ

舌 診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日9.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。
●初回服用して、発汗しなければ二時間後に再度服用して、それでも発汗しなければ二時間後に再々服用します。


このページのトップへ

成 分

【生薬参照】

小青竜湯の構成生薬は下記の8種類です。
薬理的に重要な役割をする麻黄には、交感神経刺激薬のエアェドリン類が含まれます。この成分は、西洋医学の気管支拡張薬と同様の作用を示し、咳やゼイゼイする喘鳴をおさえます。そのほか、おだやかな発汗・発散作用のある桂皮、痛みをやわらげる芍薬、咳やアレルギー症状をおさえる半夏や五味子、細辛などが含まれます。
本品9.0g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス5.00gを含有する。
日本薬局方 ハンゲ(半夏)…6.0g
日本薬局方 カンゾウ(甘草)…3.0g
日本薬局方 ケイヒ(桂皮)…3.0g
日本薬局方 ゴミシ(五味子)…3.0g
日本薬局方 サイシン(細辛)…3.0g
日本薬局方 シャクヤク(芍薬)…3.0g
日本薬局方 マオウ(麻黄)…3.0g
カンキョウ(乾姜)…3.0g

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
麻黄  桂皮  細辛  半夏  五味子  芍薬  乾姜  甘草 

このページのトップへ

製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈顆粒剤〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

このページのトップへ

使用上の注意

【注意参照】

【妊娠・授乳の注意】女性
●妊娠中の風邪(水のような鼻汁が出る場合)によく使用されます。
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。

このページのトップへ

補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【小青竜湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク麻杏甘石湯 » …咳嗽、喘鳴著明、口渇と発汗が著しい。(肺熱)

 
 

リンク麻黄湯 » …咳嗽、喘鳴あり。発熱悪寒、体痛がある(太陽傷寒の正証)。

 
 

リンク麦門冬湯 » …大逆上気、咽喉不利、咽がイガイガして、反射性の烈しい乾咳。(肺胃陰虚)

 
 

リンク苓甘姜味辛夏仁湯 » …喘咳、喘鳴、浮腫あり、表証がなく冷えがあり、陰証(陽虚)である。

 
 

リンク 銀翹散 » …温病系風邪(風熱(表熱))辛涼解表剤、上焦風熱、衛分証、気分証に使用。熱感があり、悪寒はない。口渇、咽痛、咳嗽がある。感冒、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃腺、流行性耳下腺炎等。

 
このページのトップへ

製薬会社・電話

【問合せ先参照】

問合せ先 (お客様相談窓口) 0120-329-930
 又は 03-5574-6600

受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)


備 考

【備考参照】

中医師 (remarks)
●この薬方は主として過剰な水分を排出するのが目的であります。したがって気管支喘息なら気管支粘膜の浮腫(むくみ)をとり去ることにより症状を緩解させます。
実証の気管支喘息には、小柴胡湯または大柴胡湯の使用を考慮します。

ハル薬局 このページのトップへ