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ツムラ 半夏厚朴湯 エキス顆粒(医療用)
主 治
自律神経失調症に伴うのどのつかえに著効を示す漢方薬
気滞痰凝・梅核気(ヒステリー球・神経性咽喉頭部狭窄症に相当)のどに物がつかえるよう/肝胃不和・胃アトニー体質の方の不安神経症
【適応症】
不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳、しわがれ声、不眠症、神経性食道狭窄症、気管支炎、嗄声、咳嗽発作、気管支喘息、胃弱、心臓喘息、神経症、神経衰弱、恐怖症、嘔吐症、更年期神経症、浮腫、神経性頭痛、百日咳、婦人悪阻、神経性咽頭病、ノイローゼ、心臓神経症、喉頭・食道神経症、胃神経症、鬱病、ヒステリー、自律神経失調症、腎炎、ネフローゼ、パセドー病。
注 文
【注文欄】
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0630 | 2.5g×42包(2週間分) | 3,494円(税込) | ||
k0758 | 2.5g×189包(63日分) | 13,132円(税込) |
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症例・病例・治癒例
【症例参照】
【半夏厚朴湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() 風邪をひいた後、時々声がかすれるという。まれに咳が出るが、風邪の症状は、もうすっかりとれた。訴えにはなかったが、話しをしている最中、時々咳ばらいをしていた。たずねてみると、気にはしていなかったが、言われてみると時々のどに何かつかえる感じがあるという。仕事中不安なら、始まる前にも服用してかまわないとつけ加え、半夏厚朴湯を投与すると、のどのつかえもかすれることも減り、安心して仕事ができると笑顔を見せてくれた。
・現代病名:声枯れ |
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![]() いつも着物を着ている。色白で細面。食欲がなく、胃が重いという。あまりはっきりした症状ではないが、話し方などに気欝の傾向がある。会話中に軽い小さな咳をするが、本人はあまり気づいていないらしい。尋ねると、タバコを吸うのを見てしまうと遠いところであっても咳が出そうになるという。半夏厚朴湯の細粒ですっかりよくなり、以後胃の薬は飲まなくなったという。 ・現代病名:悪心 |
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![]() 月経の前になるとイライラして子どもに当たり散らしていましたが、月経が終わると何であんなにイライラしたのかと反省する日々を送っていました。 そのうち、のどに何かが詰まっているようで声が出にくくなったため、漢方を扱う病院を訪れました。 そこで桂枝覆在苓丸と半夏厚朴湯を処方してもらい、服用したところ、2週間後に月経がきました。それからは以前ほどイライラしなくなり、3ヵ月ですっかりイライラは取れました。 ・現代病名:イライラ |
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![]() 耳鼻科の学校医の診察を受けていますが、毎回、異常なしといわれ、これといった治療も受けられません。そこで、学校の近くの漢方薬局に相談すると、「生徒や職員室の雰囲気も変わって、ストレスを感じているのでは」と半夏厚朴湯を勧められました。 ストレスで声が枯れるとは思いもしなかったAさんですが、3日ほど服用すると声枯れが解消されました。今でも半夏厚朴湯をときどき飲んでいるそうです。 ・現代病名:声枯れ |
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![]() しかし、経験済みだからといって今回のつわりが軽いかといえば、そうではありませんでした。第1子は手のかかる年ごろなのに、夫は働き盛りで家事の手伝いなど期待できません。そんなストレスからか、食事がのどを通らなくなってしまい、前回よりも強いつわりが出てしまったのです。 そこで今回は、心因性のつわりに効果のある半夏厚朴湯が処方されました。これを1ヵ月ほど飲み続けたところ、症状はすっかり改善されました。 ・現代病名:つわり |
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![]() そんなAさんを見かねた夫のYさんは、家事を担当し、毎朝Aさんが唯一食べられる冷えたおにぎりをつくってあげたりしていましたが、仕事中も心配でたまりません。そこで、勤務先の社内診療所で漢方に詳しい医師に相談し、Aさんをみてもらうことにしました。 医師は、Aさんの精神的ストレスが強いこと、吐き気のほかにのどに違和感があること、普段から胃が弱いことなどから、精神不安と水毒を解消する半夏厚朴湯を処方し、吐き気があるときは冷水で溶いて飲むようにとのアドバイスも行いました。Aさんがそれから毎日服用したところ、1週間もするとイライラや不安が消え、食欲も徐々に回復してきました。 現在Aさんは、目立ちはじめたおなかを抱え、元気に勤務に励んでいます。 ・現代病名:つわり |
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![]() やせ型、腺病質で顔色は赤黒い。血圧は125-85、通便1日1回で残便感があります。排尿回数1日6回。精神不安、頭重があり、胃がつかえ、重苦しい感じがします。 半夏厚朴湯を1回4錠で1日4回(朝昼晩の食間と就寝前)服用していただきました。服用1週間後、今まで喉にひっかかっていたものがなくなったように感じたとの事です。 ・現代病名:喉の異物感 |
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![]() 胃下垂症で、手足がふるえ、腹の力が抜けてしまったようだという。疲れやすく、動悸・めまいがある。食欲は普通。大便一行、左の腹直筋が拘重し、贋の上方で、動悸が亢進している。半夏厚朴湯ニカ月で、腹に力がつき、手足のふるえ・めまい・動悸もよくなった。 半夏厚朴湯は、あまり腹部の軟弱なものには用いないがよい。厚朴の配剤されている方剤は、ひどい虚証には禁忌である。 ・現代病名:胃下垂症 |
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![]() 妊娠中から浮腫があったが、分娩を終わると間もなく、胸部、頸部、顔面に向かって、どんどん浮腫が増加し、胸が苦しく、いまにも呼吸が止まるのではないかと思われるほどの苦しみである。 いちばん苦しいのは、のどに向かって下から何物かが突き上がってきて、息がつまるようで、ひっきりなしにせきが出る。 それが出ると少し楽になるが、また苦しくなる。尿は朝からほとんど出ない。顔は平生の三倍もあろうかと思われるほどの腫れ方で、頸部もそれにつれてひどく浮腫している。 これは金匱要略の「病者水を苦しみ、面目、身体、四肢皆腫れ、小便利せず、云々」の条を参照し、半夏厚朴湯を与えたところ、これをのんで10分もたたないうちに、のどへ物が突き上がってくるのがやみ、暁方近くから尿がどんどん出て、数日で全快した。 ・現代病名:浮腫 |
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![]() 前の年の秋に四人の子が百日咳にかかり、心配した。引き続き自分も関節リウマチにかかり心臓弁膜症になるおそれがあるといわれ、非常に苦にし心配した。 すると、ある夜突然心臓を握られるような気がして、(このような形容詞を使って病状を語る者には半夏厚朴湯の証が多い)驚いて自分で脈を診たところ、止まっていたので、急いで医者を呼んで注射してもらったら治った。 それから後は、人と30分対談しても、頭痛とめまいが起こり、食事もすすまない。ときどき心悸亢進、呼吸促迫の発作が起こるが、そのときには、10分ぐらいの間隔で、しきりに多量の小便が出る。 この患者は夜間は女中でもつれないと一歩も門外に出られないし、日中でも外出するときは、道中でいつ死ぬかもしれないからと、住所姓名を明記した紙片を懐中に入れているという。神経質の婦人であったが、半夏厚朴湯を与えると、ニカ月で全くよくなった。 ・現代病名:神経症 |
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![]() 数年前より不眠を病みて癒えず、余証として軽き咳出でて、これも数年やまずという。 これに半夏厚朴湯を服さしめて、不眠症さっぱりと癒えたるものあり。この人自身は気がつかざりしも、人に質され初めて咽中に表欝のあることを言い出せり。 ・現代病名:不眠症 |
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発作は年二~三回なれども、その発作の起る前には、神経亢ぶり、ヒステリーのごとき気分を生じ、次いで胃のあたりに堅き塊状物を覚え、忽ち昇りて咽を塞ぐという。これに「半夏厚朴湯」を用いて大効を奏しやることあり。 ・現代病名:ヒステリー |
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![]() 医師がAさんのX線写真を見たところ、右の肺が3分の1ほどに縮んでおり、本人は非常な息苦しさを訴えていました。 A さんはやや太っていて体格がよく、舌は白く湿っています。また、脈は遅く、右側胸部の呼吸音が弱く、さらに右側の胸脇苦満(肋骨の下辺りを押すと強い抵抗があること)が見られました。 その後、医師に処方された小柴胡湯合半夏厚朴湯を服用したところ、1週間ほどで呼吸が楽になり、X線写真で確認したところ、肺も元の大きさに戻っていました。 さらに、数カ月間、服用を続けた後に中止しましたが、現在に至るまで再発もなく、Aさんの自然気胸はすっかり完治したようです。 ・現代病名:自然気胸 |
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弁証論治
【弁証論治・概要】
中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
…症状・所見→四診→証→治法→方剤
脾肺気虚 »
肝胃不和(肝火犯胃) »
【自覚症状図】
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 ![]() |
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【中薬大分類】理気剤…気の運行を調節する方剤です。気の巡りを改善して気滞を治します。 【中薬中分類】行気剤…気の流れを伸びやかにして、その鬱滞(気滞)を解除する方剤です。 |
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【臓腑弁証】【気血津・臓腑証】 ●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。 【証(病機)】痰気鬱結(たんきうっけつ) 【中医学効能(治法)】 理気降逆・化淡散結・解欝・利水 【用語の説明】(term)
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【証の判定画面】
診断のポイント
【ポイント参照】
舌 診
【舌診参照】
【舌診】(tongue)
白膩、湿潤、膨(胖)大し、辺縁に歯切痕をみとめることが多いです。舌苔は白く厚いです。


脈 診
【脈診参照】
【脈診】(pulse)
弦滑で、時に数です。
使用方法
【使用方法参照】
成 分
【生薬参照】
半夏厚朴湯は、主薬の半夏と厚朴を中心に下記の5種類の生薬からなります。半夏と厚朴は、ノドのつかえ感や吐き気をおさえ、咳をしずめ、また気分を落ち着ける役目をします。茯苓には、水分循環をよくする作用のほか、鎮静作用もあるようです。蘇葉は咳をおさえ、また、抑うつを発散して治すといわれます。さらにこれに、体をあたため胃腸の働きをよくする生姜が加わります。
本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。
日本薬局方 ハンゲ(半夏)…6.0g
日本薬局方 ブクリョウ(茯苓)…5.0g
日本薬局方 コウボク(厚朴)…3.0g
日本薬局方 ソヨウ(蘇葉)…2.0g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.0g

製剤・薬剤形状
【製剤・薬剤形状参照】
使用上の注意
【注意参照】
補足説明
【関連項目参照】
製薬会社・電話
【問合せ先参照】
(お客様相談窓口) 0120-329-930
又は 03-5574-6600
受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)
備 考
【備考参照】
(remarks)
●主治:気滞・気逆・痰気鬱結
●効能:理気・絳気・化痰