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ツムラ 大柴胡湯 エキス顆粒(医療用)

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    ツムラ:ツムラ 大柴胡湯 エキス顆粒(医療用)

  • 大柴胡湯

    大柴胡湯が適用する自覚症状

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主 治

【適応症】

胃炎、常習便秘高血圧に伴う肩こり頭痛便秘肩こり肥満症、急性肝炎、慢性肝炎嘔吐食欲不振、痔瘻、ノイローゼ不眠症、胆石症、胆嚢炎、黄疸、肝機能障害、脳溢血、蕁麻疹胃酸過多症、急性胃腸カタル、悪心、糖尿病、胃腸病、気管支喘息動脈硬化、半身不随、神経衰弱、陰萎、肋間神経痛、肝硬変症、膵臓炎、心不全、心筋梗塞、狭心症、心臓弁膜症、肺気腫、感冒、気管支拡張症、肺結核、肋膜炎、胃・十二指腸潰瘍、大腸炎、腎炎、腎結石、萎縮腎、てんかん自律神経失調症耳鳴り、難聴、中耳炎、結膜炎、虹彩炎、角膜炎、歯痛、円形脱毛症、ふけ症、ヘルペス、不妊症。

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k0623 42包(2週間分) 6,330円(税込)
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症例・病例・治癒例

【症例参照】

【大柴胡湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。

1〈便秘〉

治例図 54歳男子。

ガッチりした体格の精力的な男性。

数年前から便秘がちとなり、種々の売薬をのんでみたが、一向に軽快しない。脈、腹ともに十分に力があり、右季肋下に強い胸脇苦満が認められた。肩こりも訴える。

典型的な大柴胡湯証とみて投与すると、毎朝1行快便が得られるようになった。

弁証論治 リンク肝気鬱結(肝気鬱滞)証 »

・現代病名:便秘

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2慢性胃炎

治例図 50歳の男性。
サラリーマン。体格はガッチりしているし、筋肉もよく発達しているが、顔色はどす黒い。神経はこまかい人である。心下のつかえがあり、上腹部が張っていて、便秘気味で、慢性胃炎と診断された。痛みと吐き気が時々あるという。血圧は高くない。大柴胡湯を服用したところ、痛みと吐き気がなくなり、体にしまりが出てきたと喜んで報告してきた。続けて服用して完治した。

・現代病名:慢性胃炎

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3〈5日で石が出てびっくり〉

治例図 グルメなNさん(61歳・男性)は、大変な美食家で、どちらかというと脂肪太りです。

夕食に豪華な中華料理を食べた日のことでした。夜中に右上腹部が猛烈に痛くなり、どうしようもなくなって、救急車で病院に運ばれました。診察を受けると、胆石発作であることが分かったのです。
病院では手術を勧められましたが、どうしても手術が怖くて踏み切れません。どうしたらいいのか悩みました。

そこで病院には黙って、以前かかっていた漢方専門の薬局に相談に行きました。漢方薬を飲むだけで、うまくすれば数日で石が出ると聞いて、さっそく飲みはじめることにしました。処方された漢方薬は大柴胡湯と生薬の金銭草(マメ科ギンセンソウなどの草)との合方でした。
驚いたことに、なんと5日で石が出たそうです。それでも、再発しないよう、Nさんはしばらく大柴胡湯を服用することにしました。

・現代病名:胆石症

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4〈大柴胡湯でコレステロール値が安定した〉

治例図 商店主のHさん(50代・男性)は、高血圧に加え、血清脂質全般の検査値が高く、かかりつけの病院の医師から、動脈硬化に気を付けるようにいわれていました。薬はもらっていましたが、毎晩かなりお酒を飲むために服用を怠りがちです。めまいや肩こりに悩まされていたのですが、自分では、それも軽い二日酔いのせいだと思っていました。しかし、とうとう医師に禁酒を指示 されたことから、思い立って漢方薬局を訪れました。

がっしりした体格で太り気味、みずおちに強い圧迫感を覚えるというHさんに、薬剤師は大柴胡湯を勧めました。飲酒する日にも服用するようにいわれ、しばらく飲み続けたところ、不快な症状が和らぎ、血圧、コレステロール値と中性脂肪値が若干落ち着いてきました。

・現代病名:高脂血症

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5〈漢方の併用で降圧剤がすばらしく効くようになった〉

治例図 会社重役のSさん(57歳)は、脂肪肝のために病院で治療を受けていました。

血圧も高く、降圧剤(血圧を下げる薬)を飲まないと最大血圧が200㎜Hgぐらい、きちんと薬を飲んでいても、170㎜Hgを切ることはありませんでした(最小血圧は100㎜Hg)。体質改善のために食事を制限しようとしても、仕事柄つきあいの席が多く、なかなか思うようにいきません。思い余って、漢方を処方する医師を訪ねました。

がっしりした体格のSさんは、胸脇苦満があり、典型的な実証タイプです。便秘傾向が強いことから、医師は、大柴胡湯に大黄を加えた薬を処方しました。すると、3、4ヵ月で血圧が下がりはじめ、今は150~160㎜Hgに落ち着いています。

降圧剤は切れませんが、漢方の体質改善効果で血圧のコントロール状態がよくなったのです。

弁証論治 リンク肝気鬱結(肝気鬱滞)証 »

・現代病名:高血圧

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6高血圧

治例図 53歳の主婦、最近とみに肥満が進み、主治医からも高血圧を指摘されていましたがあまり気にもとめず放置していました。

ここ一ヶ月位、何か頭にものが刺さっているような気がし、肩がこります。時々頭に血がのぼる感じでのぼせます。少し歩くだけで動悸がして息切れがするようになりました。診察室に現われた患者さんは身長一六〇センチ、体重六五キロ、大柄でがっしりとした固太りの中年夫人です。血圧は一九七/一一六、脈は非常に力強く打っています。

腹診すると腹壁は厚く、上腹部は全体に強く緊張しています。漢方で心下満と呼んでいる腹証です。のぼせの症状と心下満の腹証、それにこの方は便秘があるということでしたので、大柴胡湯エキスを上げることにしました。

この薬を始めて一週間日、まず便通が良くなり、肩こりがとれ何だか体が軽くなりましたということでした。約一年後には、血圧はいつの間にかすっかり正常値になり、初め高かった血中コレステロールを始めとする血中脂質も正常の数値に落ち着きました。

・現代病名:高血圧

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7〈5歳からの投薬で普通学級に進学〉

治例図 保育園児のT君(5歳)は、精神安定剤の投薬を受けていましたが、睡眠障害やパニック障害が治まらないため、両親は漢方治療を求め、大柴胡湯が処方されました。

服用を続けると、まず睡眠障害が改善され、症状全体が落ち着きました。

すると保育園で周囲の子どもと遊ぶようになり、T君の会話能力は著しく伸びていったのです。小学校は普通学級に進み、学校の出来事を母親に報告できるようにもなりました。

13歳で漢方薬の服用をやめましたが、その後も症状は安定し、再発することはなかったそうです。

・現代病名:自閉症

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8〈漢方薬と粗食、運動の併用で慢性肝炎が完治〉

治例図 公務員のKさん(45歳)は、健康診断で肝機能値が高いことが分かり、慢性肝炎と診断されて、すぐに入院しました。安静にして高たんぱく、高カロリーの食事療法を受けると、じきに回復し、退院できました。

しかし、職場に復帰するとすぐに悪化し、3回、入退院を繰り返してしまいました。そこで、仕事上の不安から漢方研究医に相談したのです。

Kさんは筋肉質のがっしりした体格で、便秘がち、腹診を受けると、右の肋骨の下に胸脇苦満が認められました。

漢方薬の大柴胡湯が処方され、食事療法として副食を野菜、大豆、小魚、海藻中心に切り替えた粗食を指導されました。1ヵ月後には運動を始めるよういわれ、その際、一時的に肝機能値が悪化しましたが、「間もなく元に戻りますよ」と説明され、さらに半年、漢方薬を続けました。

経過は順調で、1年半の治療で完治したのです。

・現代病名:慢性肝炎

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弁証論治

【弁証論治・概要】

中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽陰陽(positive and negative principles)のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。

弁証論治…症状・所見→四診→証→治法→方剤
リンク肝陽上亢 »
リンク肝気鬱結(肝気鬱滞) »
リンク肝胆湿熱 »
リンク肝胃不和(肝気犯胃) »

【自覚症状図】

次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。

大柴胡湯

【中薬大分類】表裏双解剤…体表と体内を同時に治療する方剤です。

【中薬中分類】解表攻裏剤…解表と潟下を同時に行う方剤です。

八綱分類裏熱実(りねつじつ) 裏 熱 熱 実 …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(炎症)、実証(体力充実)、胸脇苦満(肋骨下部の張り)の方に適応します。


気血津液…人体の生命を支える要素として、氣(qi)・血(blood)・津液(body fluid)の3つがあります。
気滞…氣の働きがうまくいっていない方が使用します。氣の循環に停滞をきたした病態です。もっとも気滞に関連が深いのは内傷七情(喜・怒・憂・思・悲・恐・驚)と呼ばれる精神的ストレスで、「病は気から」と認識されているものです。 内傷七情は情緒系・自律神経系に影響して肝気欝結と呼ばれる抑うつ緊張の状態などを生じさせ、これに伴って各部位の気滞を引き起こします。

 

【臓腑弁証】

【気血津・臓腑証】
熱盛(ねつせい)…小柴胡湯の加減方で、「半表半裏証」に腹痛・便秘あるいは下痢(泄瀉)を伴う場合の方剤ですが、清熱瀉火の方剤として使用できます。本方の特徴は、瀉下の大黄と止ケイ・止痛の枳実・白芍および止咳・化痰・止嘔の半夏・生姜の配合で、便秘あるいは下痢(泄瀉)・腹痛・咳嗽・悪心・嘔吐をともなう炎症に使用できるところにあります(小柴胡湯のように胃腸虚弱者には適しません)。小柴胡湯と同様の上・中焦の炎症に適応しますが、大黄の配合によってさらに下焦の炎症にも適し、幅広く用いることができます。
一般には、平滑筋のけいれん・逆蠕動などのジスキネジーを呈する炎症によく用い、利胆の効果も十分あるので肝臓・胆のうなどの炎症に適します。大黄・枳実は承気湯類の配合と考えて、小柴胡湯と承気湯の合方として使用してもよいです。

●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
リンク五臓(ごぞう) »  リンク気・血・津液・精 »  リンク弁証論治・事典 »

【証(病機)】肝胃実熱・肝鬱化火(かんいじつねつ・かんうつけか)

【中医学効能(治法)】 和解半表半裏・瀉下熱結・疏肝解鬱・理気止嘔・清熱瀉下

【用語の説明】(term)

リンク和解(わかい) »…臓腑の機能を調和させて病邪を除く。半表半裏、少陽証の治療法です。

リンク半表半裏(はんぴょうはんり) »…横隔膜に隣接する臓器で、胃、肝、脾、肺、肋膜、心、食道気管支などです。

リンク疏肝解鬱法(そかんげうつほう) »…肝気の鬱結によって起こるイライラ、憂鬱、怒り、ヒステリー、胸脇苦満などの治療法です。

リンク理気(りき) »…理気:気の流れを良くすることです。気(氣)を正常に巡らせ機能を回復する治療法です。

リンク実熱(じつねつ) »…外からの熱邪の侵襲、ストレス、飲食の不摂生による熱の発生などの症候です。(実火)

リンク肝鬱(かんうつ) »…肝の機能鬱滞です。気分の落ち込んだ状態、神経症、ヒステリー、憂鬱などです。


診断のポイント

舌 診

【舌診参照】

舌診【舌診】(tongue) 舌質が紅。黄色の厚い苔が多いです。

舌診

脈 診

使用方法

【使用方法参照】

正しく使用 食前または食間に服用 食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口服用する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
お湯で溶かしてから、ゆったりした気分で飲むとよいでしょう。むかつくときは、水で飲んでもかまいません。


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成 分

【生薬参照】

大柴胡湯は、主薬の柴胡をはじめ、下記の8種類の生薬からなります。柴胡と黄ごんの組み合わせにより、炎症をしずめる効果が高まります。半夏と枳実は、胸のつかえ感や吐き気をおさえ、また気分を落ち着けるのに役立ちます。そのほか、便通をつける大黄、痛みをとる芍薬などが配合されています。

本品7.5g中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス1.75gを含有する。
日本薬局方 サイコ(柴胡)…6.0g
日本薬局方 ハンゲ(半夏)…4.0g
日本薬局方 オウゴン(黄ごん)…3.0g
日本薬局方 シャクヤク(芍薬)…3.0g
日本薬局方 タイソウ(大棗)…3.0g
日本薬局方 キジツ(枳実)…2.0g
日本薬局方 ショウキョウ(生姜)…1.0g
日本薬局方 ダイオウ(大黄)…1.0g

【組成成分】…次図をクリックすると各生薬の詳細説明にリンクします。
枳実  芍薬  大黄  柴胡  黄芩  半夏  生姜  大棗 

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製剤・薬剤形状

【製剤・薬剤形状参照】

〈顆粒剤〉

顆粒剤 顆粒剤…散剤を粒状に加工して大きさを揃えたもので、サラッとして飛び散りにくく飲みやすい薬です。粒を特殊な皮膜で覆い、溶けやすくしたものもあります。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。

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使用上の注意

【注意参照】

【妊娠・授乳の注意】女性
●大黄の子宮収縮作用などにより、流早産の危険性があります。
●授乳中は、乳児が下痢(泄瀉)をする場合がありますので、注意が必要です。

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補足説明

【関連項目参照】

まばたき

微笑み

 
区切り

足跡【大柴胡湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が本方剤に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。
 

リンク小柴胡湯 » …やや虚。胸脇苦満も本方より弱い。便秘がない。(少陽病和解剤)

 
 

リンク柴胡加竜骨牡蛎湯 » …胸脇苦満と動悸。精神症状を伴う。(少陽病心肝火旺)

 
 

リンク四逆散 » …胸脇苦満と、心下より臍下に及ぶ腹皮拘急が著明。(肝脾不和)

 
 

リンク茵蔯蒿湯 » …腹満し、裏熱と黄疸、尿赤渋の傾向がある。(陽明病湿熱証)

 
 

リンク 木防已湯 » …心下痞堅。顔色が黒く、浮腫傾向。(支飲)

 
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製薬会社・電話

【問合せ先参照】

問合せ先 (お客様相談窓口) 0120-329-930
 又は 03-5574-6600

受付:午前9時~午後5時30分
(土・日・祝日および弊社休業日は除きます)


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